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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(11日)メッカ合意は3つの条件を満たさず
★(12日)市当局が西壁付近での工事を中止
★(13日)イスラエルへの核攻撃を国会で議論
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2007年2月11日(日)
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*メッカで行われたハマスとファタハの合意が、イスラエルの存在公認、
過去の合意遵守、暴力の放棄という3条件をどれも満たさないことが
判明。イスラエル政府関係者は懸念を表明した。(H,P,Y)
*ハマスとファタハの合意で、昨年夏に誘拐された国防軍兵士の釈放交
渉が進展するとの見通しを、国防軍関係者が表明。(H,P,Y)
*エルサレムの西壁横で行われている工事に関する抗議デモが、ハマス
などの組織的な動員によりエルサレムで拡大中。カナダ人観光客の乗
ったバスにも投石があったが、負傷者は無かった。(H,P)
*国税局の汚職疑惑でオルマート首相の側近が停職に。この事件に関し
ては、首相にも嫌疑がかかっている。(H,Y)
*ホロコースト生存者でノーベル平和賞受賞者のエリ・ウィーゼル氏を、
ホロコースト否定論者が誘拐未遂。ホロコーストに関する同氏の著作
が「捏造だったことを自白させる」のが目的だったという。(H,P,Y)
*ユダヤ人がキリスト教徒を殺したとする「血の中傷」は史実だとする
バルイラン大学のトアフ氏の著書に非難の嵐。同氏が論拠にするユダ
ヤ人の証言は、拷問によるものだと反対者は指摘している。(H)
*パレスチナ人政治犯が獄中で莫大な水を消費していることが判明。水
不足に苦しむイスラエルに害を与えるのが目的と見られている。(Y)
*検察がキリスト教系の団体エホバの証人の宣教センターの設置を認め
る見解を表明。他のキリスト教派の宣教センター設置が認められる可
能性もあり、宗教政党のシャスは懸念を表明している。(P)
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2007年2月12日(月)
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*オルマート首相がハマスとファタハのメッカ合意について、事態の推
移を見守る考えを表明。合意内容は不明な点が多いため。(H,P)
*ハマス指導者がイスラエルとの共存を拒否する発言。メッカ合意はフ
ァタハがハマスに妥協しただけとの見方が広がっている。(P)
*自治政府がラボ氏やエレカット氏ら元閣僚級の使節を各国に派遣し、
経済封鎖の解除を訴えへ。しかし、新政権が国際社会の要求に合わな
いことは明らかで、各国は慎重な対応をすると見られる。(Y,P)
*エルサレムのルプリアンスキー市長が、西壁付近での工事を中止する
と発表。工事が都市計画上の承認を受けていなかったことも判明した。
市長は関係者の意見を聞いてから工事を再開する。(H,P,Y)
*ミサイル防衛システムの「アロー」が夜間のミサイル防衛実験に成功。
イランの「シハブ3」に相当する標的の破壊に成功した。(H,P)
*アサド大統領がレバノン国会議長に対して「ハリリ元首相暗殺事件を
国会で議論するなら妻子を殺す」と脅迫していたことが判明。(Y)
*「血の中傷」に関する著書を出版した歴史家のトアフ氏に対して、バ
ルイラン大学が釈明を要求。トアフ氏は著書の内容に間違いは無いと
して「十字架につけられても真実を語る」と語った。(H,P)
*エルサレムで第4回反ユダヤ主義対策フォーラム。イスラエルのイス
ラム運動指導者のダルウィシュ氏は、アフマディネジャド大統領らの
主導でアラブ世界に広がるホロコースト否定論を非難した。(H,P)
*チーフラビのアマル師が改宗者に市民権を与えないようにする帰還法
改正を国会に働きかけ。正統派の支配を維持するのが狙い。(P)
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2007年2月13日(火)
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*エルサレムの西壁付近での工事は「アルアクサモスクの破壊工作」だ
とエジプト国会で激しい議論。イスラエルとの平和条約を破棄し、核
攻撃でイスラエルを殲滅すべきだと与党議員が発言した。(P,Y)
*レバノン国境での新たな紛争発生を防止するため、国連軍、レバノン
軍、国防軍の三者が協議へ。(H,P)
*誘拐された国防軍兵士が釈放されれば、自治政府との関係を見直す用
意があると、オルマート首相が発言。(H,P)
*来週に予定されているライス国務長官、アッバス議長との三者会談は
予定通り出席するとオルマート首相。アッバス議長がハマスに妥協し
たかどうかは、今後の動きを見ると語った。(H)
*ルプリアンスキー市長の西壁付近での工事中断発表後もイスラム教の
反発は収まらず。今後も暴動は拡大すると見られている。(H,P)
*ハマスとファタハの合意では、閣僚の名前やハマスの治安部隊の扱い
などが未確定であることが判明。しかし、ハマスのハニエ首相は現内
閣を数日中に総辞職させ、新政権の構築を早める構え。(H)
*月曜日にガザから4発のカッサムロケット砲攻撃。(H,Y)
*カツァブ大統領を強姦で告訴している女性に英紙がインタビュー。大
統領側近は、記事内容は矛盾だらけだと反論している。(P,Y)
*西岸地区でもガザと同様に防護壁の下にトンネルが掘られるのは時間
の問題だと国防軍関係者が警告。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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