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□イラク・レジスタンス・レポート( 日本語版) 2007/02/10
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108241751.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/02/13 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2007年2月10日付
◆レジスタンスの攻撃に加わった容疑で女性3人に死刑判決
◇米軍のドルイヤ封鎖で住民15人が死亡
◆ファルージャ: レジスタンスの爆弾で米海兵隊3人死亡
◆ラマディ: レジスタンスの車爆弾で米兵10人死亡
◆ラマディ: レジスタンスの砲火が米軍ヘリ・アパッチに命中
◆タルアファル: レジスタンスの狙撃手が米兵を射殺
◇ナジャフ: 親イランの民兵がシーア派部族指導者を暗殺
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年2月10日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 10 February 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0207/iraqiresistancereport_100207.htm
●バグダッド Baghdad
◆レジスタンスの攻撃に加わった容疑で女性3人に死刑判決
彼女たちは法律で認められた弁護も許されなかった
Iraqi puppet “court” in Baghdad sentences three women to death for
carrying out Resistance attacks. They were not permitted legal counsel
弁護士も認めずに女性3人に死刑判決 2007/02/12
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070212/1171286008
イラクの最高裁判所は、バグダッドでレジスタンスの攻撃に参加した容疑で3人のイ
ラク人女性に処刑を命じた−−イスラム・メモが10日午後3時33分の速報で伝えた。
傀儡の裁判所はこのようなレジスタンス活動を「テロ」と呼んでいる。
バグダッドのイスラム・メモ通信員はイラク弁護士協会関係者の話として、この3人
の女性は全員がスンニ派住民だとレポートした。3人は;
ワシン・タリブ: 31歳。レジスタンスの攻撃中に5人の傀儡警官を殺した疑い。
ザイナブ・ファディル: 25歳。夫、従兄弟と一緒に、2006年9月、バグダッ
ドで傀儡イラク軍と米軍の合同パトロール部隊を攻撃した疑い。
リカ・オマール・ムハンマド: 26歳。バグダッド中心部にある共和国宮殿をとり
まくグリーンゾーンで、夫、兄弟と一緒に政府高官の殺害に参加した疑い。
ワリド・アル・ハイヤリ弁護士によると、法廷は156章のもとに女性たちへの処刑
を命じたが、彼女たちには法廷代理人である弁護士の指名も許されず、容疑について反
論することも許可されなかった。彼女たちは弁護士を選任できなかったので、自分たち
にかけられた嫌疑に反論することも質問することもできなかった。
アル・ハイヤリはこの評決を非難する行動を起こし、3人の女性の処刑を止めるよう
イスラム世界に呼びかけた。リカ・ムハンマドは監獄のなかで出産し、まだその子ども
に授乳しており、ワシン・タリブには3歳の娘がいる。
3人の女性は現在、シーア派居住地でマフディ軍の拠点でもあるカジミヤ地区のカジ
ミヤ刑務所に拘束されている。
イスラム・メモはさらに10日午後9時49分の速報で、リカ・オマール・ムハンマ
ドの母親であるハッジャ・ハムディヤ・アル・イサウィが娘の釈放を嘆願したと報じた。
予定通り3月3日に処刑が予定されている娘が釈放されないのなら、シーア派民兵のな
らず者に殺されるよりは、レジスタンスが刑務所を爆破して娘を殺す方がよい、と。
イスラム・メモの通信員はアル・ハッジャ・ハムディヤに彼女の自宅で面会した。彼
女の話では、娘が逮捕されたとき、娘は妊娠したばかりで、1ヶ月前に彼女は牢獄のな
かで出産した。アル・ハッジャ・ハムディヤは孫がどのようにしているか一切知らせを
受けてないと話した。
母親の話によると、法廷は娘に弁護士をつけさせず、裁判の進行中に発言することも
許さなかった。娘のリカはアルカイダのメンバーで警官を殺した容疑をかけられたが、
彼女が有罪とされた事件が起こった当時、リカはイラクの国外にいた。
母親はイスラム・メモに、誰か娘を救出できる者を捜しており、あるいはどこかの通
信社を通じて娘の処刑を回避することができないかと願っていると語った。
イスラム・メモの通信員は、アル・ハッジャ・ムハンマドがストレスから気を失って
インタビューが終わった、と伝えた。
※訳注/関連情報;
アムネスティ・インタナショナルのアピール
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGMDE140052007
緊急行動要請(英文) 関係機関に働きかけを!
http://www.albasrah.net/pages/mod.php?mod=art&lapage=../en_articles_2007/0207/execution_110207.htm
◇米軍がスンニ派宗教指導者を連行
◇マフディ軍の拠点を狙ってレジスタンスの自動車爆弾
◇アザミヤ: 地元の宗教指導者夫妻が逮捕され住民が抗議デモ
◇バドル旅団のプロパガンダ事務所を自動車爆弾で攻撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆米軍のドルイヤ封鎖で住民15人が死亡
Fifteen local residents dead on third day of American-imposed blockade
イスラム・メモは10日午後2時33分の速報で、米軍がバグダッドの北方90キロ
に位置するドルイヤ市を包囲・封鎖して3日目になると伝えた。
サマッラのイスラム・メモ通信員はドルイヤ在住の目撃者と電話で話し、占領軍が行
政庁を占領し、多数の警官をイラク・レジスタンスに共鳴しているとして追放した、と
レポートした。
地元住民は、アメリカ軍が現地の民家13軒以上を占拠し、住んでいた住民を追い出
したあとに狙撃兵陣地として使っている、と話した。同通信員からの記事によると、外
出禁止令と封鎖の結果、これまで15人以上の地元住民が死亡し、うち6人は女性とそ
の子どもたちである。
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ファルージャ: レジスタンスの爆弾で米海兵隊3人死亡
Resistance bomb reportedly kills three US Marines in al-Fallujah
イラク・レジスタンスの爆弾が10日朝、ファルージャ市(バグダッド西方60キロ)
をパトロール中の米海兵隊部隊のそばで爆発した−−イスラム・メモが10日午後2時
38分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は、道路脇にしかけられた爆弾が炸裂し米軍パトロール部隊
の車両を破壊、海兵隊員3人を殺した。
パトロール部隊はその後、2度目の攻撃を受けた。レジスタンス戦士が突然ムハンデ
ィス地区からロケット砲、機関銃で攻撃し30分ほど続く戦闘になったため、アメリカ
兵は空からの支援にへりを呼んだ。さらに1台の米軍車両が破壊されたが、米軍部隊が
無差別に銃撃し現場に誰も近づけなかったため、この待ち伏せ攻撃による犠牲に関する
情報が得られなかった。
◆ラマディ: レジスタンスの車爆弾で米兵10人死亡
Resistance car bomber blasts US column near ar-Ramadi,
killing a reported 10 US troops
イラク・レジスタンスの自爆戦士がラマディ近郊で爆発物を積んだ車を運転して米軍
車列に突入した−−イスラム・メモが10日夜9時4分の速報で伝えた。
ラマディのイスラム・メモ通信員は目撃者の話として、ラマディ市北東において、米
軍車両に乗ったレジスタンス戦士が米軍車列に突っ込んで自爆したとレポートした。そ
の目撃者は、爆発で米軍車両2台が完全に破壊され、少なくとも10人の米兵が死亡し
たと語った。
同通信員は、このレジスタンス戦士はアブ・ダジャナ・アル・アンサール旅団に所属
していた、と報じた。攻撃のあと米軍が現場を包囲した。
◆ラマディ: レジスタンスの砲火が米軍ヘリ・アパッチに命中
Resistance fire hits US Apache helicopter over ar-Ramadi
イスラム・メモは10日午後2時47分の速報で、イラク・レジスタンスの砲火がラ
マディ上空を飛行中の米軍ヘリ・アパッチに命中したと伝えた。
イスラム・メモの通信員は、戦闘が激しさを増すなかでレジスタンス戦士がアパッチ
を銃撃し、ヘリから煙が出はじめたと報じた。だが被弾した米軍ヘリの消息に関する情
報はそれ以上に得られてない。
レジスタンス戦士はこの数週間のあいだに6機の米軍ヘリを撃墜している。
◇戦闘でレジスタンス戦士が米軍車両2台を破壊
◇ラマディ: レジスタンスと米軍の戦闘が勃発
●ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: レジスタンスの爆弾で米兵が死亡
◇バクーバ: ワナをしかけた民家で米兵6人が爆死
◇ブフリズ: 米兵が女学校を急襲し生徒を大量拘束
●バビル州 Babil Province
◇マフムディヤ: レジスタンスが海兵隊車列を包囲攻撃
●ニネベ州 Ninwa Province
◆タルアファル: レジスタンスの狙撃手が米兵を射殺
US soldier reported killed by Iraqi Resistance sharpshooter in Tall ‘Afar
イスラム・メモは10日午後9時3分の速報で、イラク・レジスタンスの狙撃手が先
刻、タルアファルで米海兵隊兵士1人を射殺したと報じた。
イスラム・メモの通信員は、米軍部隊がタルアファルのサライ地区で立ち止まったと
き、イラク・レジスタンスの狙撃手がアメリカ兵2人を狙撃したとレポートした。1人
目に兵士は立っていた近くのタバコ屋に走っていたため、命中を免れた。だが、もう1
人のアメリカ兵は頭部に直撃弾を受けて即死した。
同通信員のレポートによると、その後、アメリカ兵は現場を封鎖し、そこにある2つ
の商業ビルを急襲・捜索した。しかし地元住民に話しでは、レジスタンスの狙撃手は既
に安全に現場から姿を消していた。
●ナジャフ州 An-Najaf Province
◆ナジャフ: 親イランの民兵がシーア派部族指導者を暗殺
Pro-Iranian militiamen assassinate Shaykh of Arab Shi‘i tribe in an-Najaf
親イラン派の武装集団が、ナジャフのザルカ地区に住むアル・ハタミ部族のから分か
れたアル・ブ・スヤリム族の指導者ラフタ・アル・ハタミ氏を暗殺した−−イスラム・
メモが10日午後3時6分の速報で報じた。アル・ハタミ部族はシーア派の部族で、元
大統領サダム・フセインへの忠誠を表明し、アメリカがイラクに押しつけた傀儡のシー
ア派至上主義政権に反対している。
イスラム・メモの通信員は、マスクを着用して武装した男たちによってラフタ・アル
・ハタミが射殺されたとレポートした。男たちは彼が乗った車に銃撃し、即死させた。
アル・ハタミ部族はアル・ハザリ部族とともに、イラク政権軍と米空軍機による今年
1月28日の虐殺のターゲットにされた。同部族の関係者は、部族の男女約130人が
攻撃を受けて無惨に殺され、後に250人近い部族員が殺されたと報道された。アメリ
カが後押しする政権はこの部族員に対する攻撃の真相を隠そうとし、彼らはシーア派の
アシュラの祝祭に参加するためにナジャフに来る途上だったのに、殺されたのはアルカ
イダの戦士であり彼らはシーア派のカルト集団による蜂起に加わっていたと主張してい
る。
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
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メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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