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アルカイダのザワヒリ容疑者「タリバンと連帯を」
http://cnn.co.jp/world/CNN200702130010.html
2007.02.13
Web posted at: 16:11 JST
- CNN
(CNN) アルカイダのナンバー2、ザワヒリ容疑者が、アフガニスタンのイスラム原理主義組織タリバンの最高指導者オマル師と連帯するようイスラム教徒に呼びかけているとみられる映像が12日、イスラム系ウェブサイトで公開された。映像はザワヒリ容疑者の静止画像で、英語の字幕が付けられている。
CNNがテロ分析サイト「lauramansfield.com」から入手した翻訳によると、ザワヒリ容疑者は、アフガン旧政権時代にアルカイダを擁護したタリバンのオマル師への忠誠を表明し、敵意や意見の相違を捨てて同師を支持するよう呼びかけている。また、イラクとアフガンの親米政権を「裏切り者」と非難する一方、米国が両国をベトナムと同様に見放そうとしていると指摘している。
ザワヒリ容疑者はさらに、パレスチナ人が世俗的政権を放棄し、シャリア(イスラム法)による統治を行うべきだとして、「主権達成にはパレスチナをユダヤ人やその工作員から開放し、シャリアに基いた政権を樹立することが必要不可欠」などと述べている。米上下両院で過半数の議席を獲得した民主党についても、「米国民はブッシュのイラク政策への反対から民主党を選んだが、民主党もブッシュとともに同じ地獄に向かい、敗北や特定の過ちでブッシュと同類になると思われる。米国人は民主党が暴政や犯罪行為、失敗という同じコインの片側にいることに気づくべきだ」などと語っている。
映像の信ぴょう性は確認されていない。ザワヒリ容疑者のメッセージは先月22日以来。