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仏の首相米のイラク政策批判 「米はイラクで失敗した」
http://www.asahi.com/international/update/0207/011.html?ref=rss
2007年02月07日12時46分
フランスのドビルパン首相とドストブラジ外相が6日、相次いで米国のイラク政策を名指しで批判した。ドビルパン氏は、03年のイラク戦争の開戦当時、外相として攻撃反対の急先鋒(きゅうせんぽう)だった。
ドビルパン首相は英フィナンシャル・タイムズ紙(電子版)で「米国はイラクで失敗した。03年に私はシラク大統領と共に『軍事的な手段でイラク問題は解決しない』と言ったではないか。03年に言ったことは、07年にも通用する」と米国の失敗を厳しく指摘。「イラクが民主化され平和になったら(米軍が)引き揚げると言うのはばかげている。そんな日は永遠にこない」と主張し、撤退の日程を確定させるよう求めた。
ドストブラジ外相も6日出演した仏テレビで「イラクは内戦状態だ。03年以降の米国の無策のせいだ」と批判。「イラク問題の唯一の解決法は、08年までに駐留の外国軍隊がすべて撤収することだ」と述べ、米軍の早期撤退を求めた。
ドビルパン氏はシラク仏大統領の腹心といわれる。今回の発言は、米ブッシュ政権のイラク政策を批判する意図だけでなく、仏政界で影響力の低下が目立つシラク氏の存在感を示す狙いがあるともみられている。