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「各国の核開発の原因は米政策」とロシア大統領
http://cnn.co.jp/world/CNN200702110010.html
2007.02.11
Web posted at: 15:57 JST
- CNN/AP/REUTERS
ドイツ・ミュンヘン──ロシアのプーチン大統領は10日、当地で開かれた「ミュンヘン安全保障政策会議」で演説を行い、米国の政策が各国を核兵器開発に追い込んでおり、各国は「ほぼ自制不可能な武力行使」からの自衛を求めている、と指摘した。
プーチン大統領は「一極的で違法な行為では問題は1つも解決せず、さらなる紛争の温床となる。米国一国があらゆる方法で国境を踏み込んでいる」と述べた。大統領はまた、米国が東欧へのミサイル配備を計画したり、コソボ自治区独立を事実上容認する国連案を支持するなどして、新たな軍核競争を引き起こしていると主張。さらに、北大西洋条約機構(NATO)の拡大計画がロシアへの脅威となる可能性を指摘した。
会議に出席していたジョン・マケイン米上院議員(共和党、アリゾナ)は、プーチン大統領の発言について「冷戦終結後で最も挑戦的なロシア指導者の演説」と評した。
米国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官は「プーチン大統領の主張は誤りだ」と述べる一方、テロ対策や大量破壊兵器拡散防止など国際社会の重要分野で引き続きロシアと連携していく考えを明らかにした。ゲイツ米国防長官は、プーチン大統領が「非常に率直」と述べるにとどまった。
デホープスヘッフェルNATO事務総長は、プーチン大統領のNATO拡張批判に失望したと述べ、「民主主義と法の支配が国境に近づいていることを、誰が懸念できるというのか」と疑問を投げかけた。