★阿修羅♪ > 戦争88 > 723.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□モガディシオのホテルにロケット弾 ロビーなどを破壊 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3024225/
モガディシオのホテルにロケット弾 ロビーなどを破壊
【アルジャジーラ特約9日】ソマリアの首都モガディシオで9日、市内北部にあるグローバル・ホテルにロケット弾が撃ち込まれ、ロビーなどが破壊された。負傷者が出たとの目撃情報があるが、詳しい状況は分かっていない。
地元警察の関係者によると、同ホテルには当時、政府高官らを含め多数の客が投宿しており、ロケット弾が撃ち込まれた大きな音で、宿泊客たちは一時パニック状態となった。
また、モガディシオではこの日、イスラム教の金曜礼拝を終えた同教徒約800人が通りに繰り出し、同国に派遣されているアフリカ連合(AU)の平和維持部隊に抗議した。
デモ隊は「アラー(神)は偉大なり」と叫びながら、米国、エチオピア、ケニヤ、ウガンダ、ナイジェリア、マラウィの国旗を持ち出し、火をつけて燃やした。
デモに参加した覆面姿の男性は、「国旗が燃やされた国々の軍隊がくれば、同じようなことが起きる。そうならないよう、考える機会を与える。さもないと、爆発と死に直面することになる」と話していた。
ソマリアでは1991年以来、イスラム過激派などによる混乱が続いており、このためAU加盟国の多くが同国派遣の平和維持軍への参加をちゅうちょしている。
これに対し米政府は、ソマリアがアルカイダなどテロ活動の温床になることを懸念し、AU諸国がソマリアへの平和維持軍に積極参加すよう求めている。
米国のフレーザー国務次官補はこのほど、「ソマリアの暫定政権の正統性および億民を支持する」と語るとともに、モガディシオで相次いでいる暫定政府軍とエチオピア軍へのロケット弾攻撃に懸念を示した。
暫定政府側は、首都から排除されたイスラム法廷会議の残存勢力がロケット弾攻撃を仕掛けていると非難している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2007年02月10日22時33分