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http://jp.ibtimes.com/article/general/070210/4281.html
ゲーツ国防長官:「イラク過激派にイランが関与」
米ゲーツ国防長官は9日、イラク過激派による爆弾攻撃に用いられた爆弾のシリアルナンバーやその他爆弾構成部品を検査したところ、イランがイラク過激派の爆弾制作に関与していることが伺えると発表した。
米ブッシュ政権や軍部高官らはイランがイラクのテロリスト爆弾攻撃に関与していると再三言及してきたが、これまでそう断言するための証拠に欠けていた。
ゲーツ国防長官の言及は米国防省監察官のイラクとアルカイダ組織の関連性に関する最新の報告書に基づくものであり、爆弾製造部品はイランがイラク過激派へ武器や技術供与を行っていることを示す極めて良い証拠品であるという。
今回のゲーツ国防長官の言及ではどのように米国がイランに関与すると思われるシリアルナンバーを知り得たのか、またそのような武器がイラン政府からイラクに輸送されていたのか、あるいは民間武器輸出業者によるものかは定かではない。
イラク過激派による爆発物によって、これまで4年間のイラク戦争で男女合わせて3,000人の駐イラク米軍が犠牲となっている。9日イラクでは新たに3人の米軍が紛争に巻き込まれて殺害されたとの報告があり、今月だけでも米軍死者数は33人に達している。
さらに9日イラクモスルでは米軍ヘリコプターがクルド人兵士をイラク反乱軍と誤って攻撃し、少なくとも5人のクルド人兵士が米軍によって殺害されたという事件も生じており、混乱を増している。
米ホワイトハウス広報官Dana Perino氏によると、イラン関与の証拠品についての詳細については時宜を見計らって発表する予定であるという。
(02/10 09:35)