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□米国防総省は増派の代替案も検討中 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070208/1170943733
2007年2月8日(木)
米国防総省は増派の代替案も検討中 2007/02/08
ロバート・ゲーツ米国防長官は6日、政府の戦略は戦争同然のイラクを救出する「最後の機会ではない」と述べ、国防総省の作戦参謀は現在の駐留米軍増派策がバグダッドの治安確保に失敗したときに備えて、代替案を検討中だと認めた。
ロサンゼルス・タイムズの報道によると、前日には、2万1500人の増派策が失敗したときどんな手を打つか議論するのを政府高官が拒否したばかりだった。だが批判的な多くの議員は、ブッシュの増派策は成功しそうにないと考えている。
ゲーツ長官は上院の軍事委員会で、もし増派作戦が期待する成果をおさめなかったら、米軍はおそらく兵力を「被害を受けないところ」へ移動させる戦略へ転換すると述べた。「成功をおさめると見込み、そのために計画を練り、配置もしているが、もし作戦が成功しなかった場合のことも考えている。成功しなかった場合の代替案を考えてないとしたら、それは無責任だと言わねばならない」。
ゲーツ長官は増派策後の検討内容について詳細を語らなかったものの、戦闘地域から米軍部隊を引き揚げるといったシナリオを彼が認めたということは、クウェートやクルド人地域など安全な場所に米軍を即時に撤退させよという民主党の主張を助けるものになりかねない。
作成者 uruknews : 2007年2月8日(木) 23:08 [ コメント : 0]