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□バグダッド、トラック爆弾の不思議 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070207/1170831814
2007年2月7日(水)
バグダッド、トラック爆弾の不思議 2006/02/07
爆発物を積んでビルの隣に駐車していたトラックが3日(土曜日)に大爆発を起こしたが、そのビルの1階はシーア派民兵がサドリヤ地区のスンニ派住民を拘束、拷問、殺害場所として使用していた−−イスラム・メモは3日午後9時50分の速報で伝えた。その衝撃的な爆発でビル全体が崩壊した。
バグダッドのイスラム・メモ通信員は目撃者の話として、トラック爆弾で少なくとも129人が死亡し、33人以上が負傷したとレポートした。だが遺体はまだ瓦礫(がれき)の下に埋もれており、犠牲者の数は500人を上回るものと思われる。
3日のトラック爆弾の2日前には、同じビルが米軍部隊によって急襲され、米軍は9人を逮捕したほかスンニ派の若者2人の遺体を持ち去った。遺体で発見され2人は、シーア派民兵がスンニ派住民の拷問ハウスとして使っていたビルの2階に拘束されていた。
現地の目撃者たちは、アメリカ兵は他にもそのビルに拘束されていたスンニ派住民を発見したと語った。アメリカ兵は拘束されていた者を逃し、殺された2人の遺体をヤルムーク病院に移送したが、ここがマフディ軍暗殺チームの拠点だったことについては調査を発表もおこなわなかった。
イスラム・メモは、今回の大爆発のなかで殺された者のなかに、シスタニに近いイラン人聖職者ジャラル・アッ・サギルの甥でイラク国民議会議員フサイン・アッ・サギルがいたと報じた。
フサイン・アッ・サギルはハイファ通りを含むバグダッドのスンニ派居住地で虐殺作戦を遂行した組織の幹部だった。ハイファ通りは最近も米軍とシーア派民兵、暗殺チームによる軍事作戦の標的とされてきた。
医療関係者はイスラム・メモの取材に、フサイン・アッ・サギルの遺体は破壊されたビルのなかで血にまみれ、ボディーガード10人の死体に囲まれていたと語った。
3日の爆発事件は、昨年11月23日にサドルシティーを襲ったロケット弾および爆弾事件以降では、シーア派の宗派主義勢力を狙った最大の攻撃となった。
作成者 uruknews : 2007年2月7日(水) 16:03 [ コメント : 0]