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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/02/03
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108220413.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/02/06 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2007年2月3日付
◆カルマ: レジスタンスの待ち伏せで米兵5人以上死亡
◆バグダッド: トラック爆弾でビルが完全に崩壊
◆バグダッド南: 米軍空襲で一般市民8人死亡
◆レジスタンス勢力がサマッラ北の警察署を襲撃
◆ハリス: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
◆マダイン: レジスタンス戦士がSCIRIの汚職弁護士を殺す
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年2月3日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 3 February 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0207/iraqiresistancereport_030207.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆カルマ: レジスタンスの待ち伏せで米兵5人以上死亡
At least five US troops reported killed in Resistance ambush in al-Karmah
ファルージャの東7キロにあるカルマ村において、2発の高性能爆弾が米軍部隊のそ
ばで爆発し、イラク・レジスタンス戦士との戦闘が勃発した−−イスラム・メモが3日
昼12時34分の速報で伝えた。
ファルージャのイスラム・メモ通信員は、レジスタンス戦士が米軍を待ち伏せ攻撃し、
成功を納めた現場はカルマだったとレポートした。2発の高性能爆弾が米兵を乗せたハ
ンビー4台編成のパトロール部隊を爆破した。
最初の爆弾は自家製の遠隔操作装置で爆発し、パトロール部隊の2台目のハンビーを
破壊した。2発目は4台目の車両を直撃し、完全に破壊して残骸を飛び散らせた。その
後、レジスタンス戦士が米軍パトロール部隊を襲撃し、アメリカ兵を直接銃撃した。
米軍機が現場に接近したとき、レジスタンス戦士たちは無傷で現場から立ち去った。
戦闘に参加したレジスタンスの1人が、イスラム・メモの取材に、その攻撃でアメリカ
兵5〜6人が死亡し、4人以上が重傷を負ったと語った。
◇ファルージャ: レジスタンス戦士が米軍車列を襲撃
◇ファルージャ南西: 米軍が村を急襲、地元民を拘束
◇ヒート: レジスタンスの爆弾が傀儡軍兵士4人を殺す
◇ハディッサ: レジスタンスが米軍基地を砲撃
●バグダッド Baghdad
◆サドリヤ地区: トラック爆弾でビルが完全に崩壊
Massive truck bomb obliterates building in Baghdad’s as-Sadriyah district
爆発物を積んでビルの隣に駐車していたトラックが3日(土曜日)に大爆発を起こし
たが、そのビルの1階はシーア派民兵がサドリヤ地区のスンニ派住民を拘束、拷問、殺
害場所として使用していた−−イスラム・メモは3日午後9時50分の速報で伝えた。
その衝撃的な爆発でビル全体が崩壊した。
バグダッドのイスラム・メモ通信員は目撃者の話として、トラック爆弾で少なくとも
129人が死亡し、33人以上が負傷したとレポートした。だが遺体はまだ瓦礫(がれ
き)の下に埋もれており、犠牲者の数は500人を上回るものと思われる。
3日のトラック爆弾の2日前には、同じビルが米軍部隊によって急襲され、米軍は9
人を逮捕したほかスンニ派の若者2人の遺体を持ち去った。遺体で発見され2人は、シ
ーア派民兵がスンニ派住民の拷問ハウスとして使っていたビルの2階に拘束されていた。
現地の目撃者たちは、アメリカ兵は他にもそのビルに拘束されていたスンニ派住民を
発見したと語った。アメリカ兵は拘束されていた者を逃し、殺された2人の遺体をヤル
ムーク病院に移送したが、ここがマフディ軍暗殺チームの拠点だったことについては調
査を発表もおこなわなかった。
イスラム・メモは、今回の大爆発のなかで殺された者のなかに、シスタニに近いイラ
ン人聖職者ジャラル・アッ・サギルの甥でイラク国民議会議員フサイン・アッ・サギル
がいたと報じた。
フサイン・アッ・サギルはハイファ通りを含むバグダッドのスンニ派居住地で虐殺作
戦を遂行した組織の幹部だった。ハイファ通りは最近も米軍とシーア派民兵、暗殺チー
ムによる軍事作戦の標的とされてきた。
医療関係者はイスラム・メモの取材に、フサイン・アッ・サギルの遺体は破壊された
ビルのなかで血にまみれ、ボディーガード10人の死体に囲まれていたと語った。
3日の爆発事件は、昨年11月23日にサドルシティーを襲ったロケット弾および爆
弾事件以降では、シーア派の宗派主義勢力を狙った最大の攻撃となった。
◇アザミヤ: 米軍がアブ・ハニファ・アン・ヌマン・モスク包囲
◇米・イラク軍がガザリヤ地区で大規模な急襲・拘束作戦
◆バグダッド南: 米軍空襲で一般市民8人死亡
US air raid in southern Baghdad kills eight civilians
米軍機がバグダッド南郊外ドーラ地区に近いアラブ・ジャッブル地区(スンニ派の多
い地域)を空襲した−−イスラム・メモが3日昼12時26分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は、アメリカ軍のF16戦闘爆撃機がその地域の住宅地を攻
撃し、住民8人を殺害したとレポートした。死者のうち4人は一つの家族で女性と子ど
もたち、他の4人も同じ地域で殺された。
アメリカ軍はアルカイダ戦士と他のアラブ諸国から流入した志願兵がその地にいたと
主張したが、地元住民はレジスタンスなどに所属する戦士は1人もいなかったとイスラ
ム・メモに話した。
◇前日はバグダッド各地で迫撃砲攻撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◆レジスタンス勢力がサマッラ北の警察署を襲撃
Resistance force raids puppet police station north of Samarra’
イラク・レジスタンス勢は3日朝、サマッラ北のイラク警察が常駐する検問所に大規
模攻勢をかけた−−イスラム・メモが3日午後1時20分の速報で伝えた。
サマッラ警察関係者が、約50人のレジスタンス戦士がさまざまな型の多数の車に乗
って襲撃に参加したと語った−−イスラム・メモの通信員が伝えた。彼らはサマッラ市
のダウラ検問所を攻撃し、傀儡警官と30分の銃撃戦を展開した。この情報提供者によ
ると、その攻撃で警官8人が死亡、15人が負傷し、負傷者は治療のためにサマッラ病
院に運ばれた。3人のイラク・レジスタンス戦士も戦闘で死亡した。
攻撃のあと、米軍が現場に到着し市内に外出禁止令を出した。
◇発射地点不明の迫撃弾がダウラ地区に着弾、2人負傷
◇ドルイヤ: 傀儡警官が射殺される
●ディヤラ州 Diyala Province
◆ハリス: レジスタンスの爆弾で米兵死亡
US soldier reported killed in Resistance bombing south of al-Khalis
ハリス市の南をパトロールしていた米軍部隊の近くでイラク・レジスタンスの爆弾が
炸裂した−−イスラム・メモが3日午後5時8分の速報で伝えた。バグダッドの南60
キロのところだ。
イスラム・メモの通信員は地元住民の話として、幹線道路のアラブ・シャウカ村と反
対側に仕掛けられていた爆弾が、3日午後2時、米軍パトロール部隊が通過するさいに
爆発したとレポートした。
この爆発でハンビー1台が動かなくなり、米兵1人が死亡、2人が負傷した。アメリ
カ軍はその付近全体を閉鎖した。
◆マダイン: レジスタンス戦士がSCIRIの汚職弁護士を殺す
Resistance fighters kill high-ranking corrupt SCIRI lawyer
イラク・レジスタンス戦士はイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)の上級
副官でもあるジェイシ・アル・アミルをマダイン地域にある彼の事務所で射殺した−−
イスラム・メモが3日昼12時41分の速報で伝えた。
マダインのイスラム・メモ通信員はクート市在住の目撃者の話として、SCIRIの
中枢幹部で弁護士でもあるジェイシ・アル・アミルが厳重な警護をつけた事務所内で殺
されたとレポートした。アル・アミルはクート市に駐屯するイラク軍カラル旅団司令官
の従兄弟で、2人はスンニ派住民、特にマダイン地域から金銭を強請(ゆす)るのを仕
事にしていた。
2人の配置のもとで、カラル旅団の指揮官がマダイン地域でスンニ派住民を連行して
は身柄をアル・アミルのもとに送り、逮捕された者やその家族から多額の金銭をゆすっ
ていた。釈放するのと引き替えに500万イラク・ディナール以上を要求していたとい
われる。そのため同じ人物が再度、逮捕されることもあった。
アドナン・フダイル・アッバス・アッ・ドレイミは自分自身の例をイスラム・メモに
詳しく話したが、彼と5人の兄弟はバグダッドのバラディヤト地区でカルマ旅団に逮捕
されたことがあった。家族がアル・アミル弁護士に接触して兄弟6人が逮捕されたこと
を話したところ、1人あたり500万ディナール、合計3000ディナールを要求され
た。家族は全財産をはたいてアル・アミルに莫大な金額を渡したところ、6人はすぐに
釈放された。
しかし、この6人兄弟は7日もたたないうちに、今度はマダイン地域で逮捕された。
彼らは拷問されて、自分たちがやってもいない犯罪を「自白」する場面をシーア派至上
主義勢力のテレビで放映された。
イラク・レジスタンスはこれまで繰り返しアル・アミル殺害を試みてきたが、この弁
護士とSCIRI幹部はそのたびに難を逃れてきた。だが2月2日、イラク・レジスタ
ンス戦士が彼を事務所で射殺し、成功裏に現場から引き揚げることができた。
◇バクーバ: レジスタンス戦士が傀儡警察の検問所を襲撃
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: 4台の車爆弾がキルクークを揺るがす
◇フワイジャ: 米軍とイラク軍が急襲・拘束作戦
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンス戦士が随所で治安部隊と戦闘
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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