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□米軍機の英軍車両への「誤射」証明のビデオ、漏えいか [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200702060033.html
米軍機の英軍車両への「誤射」証明のビデオ、漏えいか
2007.02.06
Webpostedat: 21:38 JST
- CNN
ロンドン(CNN) 英大衆紙サン(電子版)は6日、2003年3月に始まったイラク戦争初期、同国南部で起きた米軍戦闘機による英軍地上部隊への「誤射」を裏付けるとされる同機のビデオ映像を掲載した。
英国防省はこの報道について、映像は機密扱いであり、報道材料ではない、と指摘。米国の許可なしに公表する権利はない、と漏えいされたことを明らかにした。
対戦車攻撃機A─10型機2機がかかわる誤射では、英軍兵士1人が死亡。英国の他メディアは最近、兵士の死因に関する究明作業は、米軍が映像などの機密解除に踏み切っていないため、中断を強いられたと報じていた。ビデオは15分間にわたり、音声付き。
同紙によると、誤射攻撃はイラク戦争開始から2週間もたたない03年3月28日、同国南東部バスラ近くで発生。イラク進駐で英軍はバスラなど南部しょう握を任せられていた。
誤射は英軍の装甲車両4台が関係するもので、米軍機は車両の「オレンジ色」の備品を、ミサイル発射と誤解したとみられている。米軍機の報告に対し、地上の作戦指揮所は近くに同盟軍もいないと連絡。この後、米軍機は銃撃を開始したが、誤射が直後、判明したという。
同機の操縦士は誤りが分かった後、のろいの言葉を吐くと共に、「監獄に入れられる」などと後悔していた。地上で標的を指示する作戦本部は、誤射が判明した後、2機に帰還を命じたという。
サン紙の報道について、英憲法問題担当省は、同国兵士の死亡に関する情報はすべて、遺族を支援するため明らかにする必要があるとの考えを表明。ただ、漏えいの是非については、公的な利益に資するかどうかを証明しなければならないとしている。