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ズビグニュー・ブレジンスキーが政治的爆弾
元国家安全保障補佐官が、ブッシュはイランを攻撃する理由づけを求めていると警告
木曜日の上院外交関係委員会で証言したカーター政権時の国家安全保障補佐官、ズビグニュー・ブレジンスキーは、イラク戦争を痛烈に批判した。さらにブッシュ政権の政策は不可避的に対イラン戦争に至り、それは中東と国際社会における米帝国主義にとって計り知れない結果をもたらすと警告した。
もっとも驚くべきは、(ブッシュ政権が進めている)イランとの軍事衝突のためのもっともらしいシナリオについての解説だった。ブレジンスキーはそれとなく言った。「いつ行なうかという決断の基準を、イラクでの失敗と関係づけようとしている。失敗したのはイランの責任だとしてイランを非難した後、それから、何らかの挑発行為をイラクで行い、または米国内でテロを起こし、それをイランのせいにすることによってである。それはイランへの軍事行動となり、ついには、イラク、イラン、アフガニスタン、そしてパキスタンにまで連なる広大で深い泥沼に孤立したアメリカを沈めることになる」
戦争への理由づけを得るために、ホワイトハウスは米国内でのテロ攻撃も含めて挑発行為を作り出す能力があると言っているのである。
(暗に911事件を匂わせているのか)
他にブレジンスキーが指摘したポイントは、ブッシュ政権の陰謀的作戦が秘密結社のように行なわれているという点だ。「主要戦略の決定は、ごくごく少数の内輪のサークルで行なわれる。片手に入るほどの、本当に僅かな、片手の指以上ではない個人によって、ただし1人を除いて、戦争へ向かう独自の決定、およびその正当化が為されたのである」と彼は言った。
(「1人を除いて」とはブッシュのことであろう)
http://www.wsws.org/articles/2007/feb2007/brze-f02_prn.shtml