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毎日【イラク情勢：治安概況は「内戦」米情報機関が初認識】日経も
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070203k0000m030179000c.html
イラク情勢：治安概況は「内戦」米情報機関が初認識
【ワシントン大治朋子】ロイター通信によると、米情報機関は２日に議会に提出する機密報告書「国家情報評価（ＮＩＥ）」の中で、イラクの現在の治安の概況は「内戦」と表現しうるとの認識を初めて示した。
報告書は、「内戦」という言葉は必ずしも「現在のイラクの紛争状況を十分物語るものではない」としながらも、宗派間の争いなど「重要な要素を正確に言い表している」との見解を示しているという。ブッシュ大統領はこれまで「内戦」との表現を避けている。
このほか報告書は、ブッシュ大統領のイラクの治安安定化に関する新たな戦略が１２〜１８カ月以内に進展を見せなければ、むしろ事態はさらに悪化する危険性があるとも述べているという。
米議会ではブッシュ大統領の２万人増派に反対する決議案の審議が本格化する見通しで、報告書の内容は審議にも大きな影響を与えそうだ。
毎日新聞 2007年2月3日 1時29分
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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070203AT2M0202W02022007.html
米情報機関報告書、イラク情勢で「内戦」の表現使用
【ワシントン＝丸谷浩史】米情報機関は2日議会に提出する国家情報報告（ＮＩＥ）で、イラクの現状について「内戦（シビル・ウオー）」との言葉を使用する。ＮＩＥは「内戦という言葉がイラク紛争の複雑さを正確にとらえているとは、情報機関は判断しない」と前置きしたうえで「しかしながら『内戦』という言葉はイラク紛争の重要な要素を描写している」としている。
国家情報長官のオフィスが同日公表したＮＩＥの抜粋によると、イラク全体の状況は「内戦」にはあたらないとの認識を示しているものの、民族・宗派間対立の激化などの側面に焦点を当てれば「内戦」との表現があてはまるとの論法をとっている。(07:01)
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