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http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200702021246175
内戦の危機高まるパレスチナ 米国の妨害工作とファタハの抗争が背景に バウムガルテン教授
パレスチナでは内戦の危機が高まっている。エジプトが対イスラエル戦線から脱落してからは、唯一中東においてモラルを示す存在であったパレスチナの軍隊への失望が伝えられている。西岸のビル・ゼイト大学で教鞭をとるバウムガルテン教授は、パレスチナにおける混乱の原因は、米国のサボタージュとファタハ指導部の権力争いにあると指摘している。アラファト亡き後、彼に並ぶ指導者は存在せず、アッバス議長では全くの役不足で、統治に空白が生じているという。CIAの意を受けて動くファタハの治安部隊と、米国のあからさまなファタハ支持による分割統治によって、ハマスは全く行政能力を発揮できないように封じ込められているのだ。その結果、パレスチナ人は全てにうんざりしているという。米国とイスラエルの思い通りに内戦の危機が高まるパレスチナから、危機の背景について語っていただいた。(ユンゲヴェルト特約)