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□イランの核兵器保持の脅威否定 後で撤回 仏大統領 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200702010029.html
イランの核兵器保持の脅威否定 後で撤回 仏大統領
2007.02.01
Web posted at: 20:02 JST
- CNN/REUTERS
パリ――フランスのシラク大統領(74)が米紙などとの会見で、イランの核開発問題に触れ、「核兵器の1個を保有しても大きな脅威にならない」と発言、その後、撤回していたことが2月1日分かった。会見した米紙ニューヨーク・タイムズなどが明らかにした。
大統領は、「イランが仮にイスラエルに核攻撃したら、イランは壊滅するだろう」とも最初、述べていた。1月29日にあった最初の会見には他の米紙、仏誌も加わっていた。
会見があった次の日、大統領は3紙誌の記者に電話をかけ、再度の会見を要請。問題の発言はオフレコと勘違いしていたなどと釈明、修正もしくは撤回したという。
大統領は最初の会見で、イラン核問題に関連し、「危険なのはイランが核兵器を1個、後で2個目を持つことではなく、サウジアラビアやエジプトなど中東の他国が後を追う核拡散が進むことだ」と指摘。イランがイスラエルに核攻撃しても、イスラエルに届く前に、報復攻撃を受け、イランは壊滅するだろうとの旨の言葉も使っていた。
2回目の会見では、「イラン壊滅」「エジプトやサウジアラビアへの核拡散」などのくだりの発言を撤回。最初の会見での不用意な発言の非を認め、「発言内容にもっと注意を払うべきだった」と述べたという。
これらの発言が、大統領の本音を示したものなのか、誤った「発音」だったのかは不明。フランスは、米英独などと共にイランに核計画放棄を迫り、国連安保理での制裁決議採択でも尽力している。