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□イランの核兵器製造は早くて2、3年後=英国際戦略研所長 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20070201afpAFP010807/
イランの核兵器製造は早くて2、3年後=英国際戦略研所長 (AFP=時事)
【ロンドン31日】英国際戦略研究所(IISS)のジョン・チップマン所長は31日、イランが核兵器を製造できるようになるまでには、まだ少なくとも2、3年かかるとの見通しを明らかにした。≪写真は、イランのブシェールの原子力発電施設≫
同所長は、イランは濃縮されれば30−50の核兵器を製造するのに十分な250トンの六フッ化ウランを保有していると語った。同所長はさらに、ナタンツの核施設で今年3月末までに3000の遠心分離機を製造する目標は達成されるだろうが、それらを設置し、適切に稼動させるのは非常に複雑な作業であり、時間がかかると指摘した。
また、遠心分離機3000台が円滑に稼動するようになっても、核爆発物1個を作るのに必要な25キロの高濃縮ウランを生産するには、さらに9−11カ月を要するなど、イランが核兵器を製造できるようになるのは、早くても2、3年後のことだと述べた。
[2007年2月1日11時16分]