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毎日【米国務省:久間防衛相の米批判発言は「私見と理解」】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070130k0000e030031000c.html
米国務省:久間防衛相の米批判発言は「私見と理解」
【ワシントン及川正也】マコーマック米国務省報道官は29日の記者会見で、久間章生防衛相のイラク開戦批判や普天間飛行場移設をめぐる米側の対応を批判した発言について「(久間防衛相の)個人的な見解だと防衛省は説明している」と述べ、防衛相の私見と理解していることを明らかにした。
日本政府は防衛相の米国批判とも受け取れる一連の発言について「安倍晋三首相の見解が日本政府を代表する見解」と説明してきており、これを受けたものとみられる。
ただ、米政府内にはブッシュ政権がイラク新政策を発表した直後のタイミングや、曲折を経て合意した普天間移設で修正問題が出ていることに反発する意見もある。マコーマック報道官は「交渉の結果をやり遂げるつもりであり、日本も同じ立場だと期待している」と述べ、合意の円滑な実施を求めた。
また、1月中の開催が見送られた日米安全保障協議委員会(2プラス2)について同報道官は「閣僚間の日程調整の問題で、調整が困難な時もある」と述べた。イラク問題などをめぐりライス国務長官、ゲーツ国防長官が多忙なうえ、両長官の海外出張も予定されており、調整が難航していることをうかがわせた。
毎日新聞 2007年1月30日 10時42分
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