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□ナジャフで戦闘、武装勢力の死者300人と イラク [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200701290005.html
ナジャフで戦闘、武装勢力の死者300人と イラク
2007.01.29
Webpostedat: 20:11 JST
- CNN/AP/REUTERS
イラク・ナジャフ──イラク中部のイスラム教シーア派聖地ナジャフで28日、イラク治安部隊と同国駐留米軍が600人近い武装勢力と交戦し、武装勢力側の推定250─300人が死亡した。内務省関係者が明らかにした。地元警察幹部によると、戦闘は29日朝まで続いたが、その後ほぼ沈静化した。
武装勢力はナジャフ制圧を図り、シーア派最高権威者シスタニ師を含む聖職者の殺害を計画していたとされる。イラク警察当局者は治安部隊の標的が、シーア派聖職者の襲撃を計画しているスンニ派武装勢力であると述べた。
地元警察幹部が国営テレビ局アルイラキアに語ったところによると、イラク治安部隊は、ナジャフの北方約10キロのザルカ付近に武装勢力が集結しているとの情報を得て出動した。その後、兵士や地元警官ら6人の死者が出たためいったん撤退し、米軍の援護を求めたという。
ザルカでは戦闘中に米軍のヘリコプターが墜落し、米兵2人が死亡した。米軍は墜落原因を調査中としているが、イラク当局者は武装勢力のミサイルに撃墜されたとの見解を示した。
武装勢力は、イスラム暦新年に行われるシーア派の宗教行事「アシュラ」に合わせ、ナジャフへ向かう巡礼者らに紛れて南進したとみられる。アシュラは、スンニ派が主流の旧フセイン政権時代に禁止され、2003年の旧政権崩壊後に復活した。しかし04年にはアシュラに合わせて、シーア派巡礼団を狙った爆弾事件が首都バグダッドと南部カルバラで発生し、180人以上が死亡した。