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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2007/01/25
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/108187652.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2007/01/29 (月)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 2007年1月25日
◆ハディッサ: 民家への米軍空襲で12人死亡、5人負傷
◆ファルージャ: レジスタンスに待ち伏せされ米兵死亡
◇捕らえたシーア派民兵がスンニ派モスク爆破計画を明かす
◆バグダッド: 米軍を狙って爆弾、ロケット弾、狙撃
◆ブフリツ: レジスタンスの爆弾攻撃で米兵4人死亡
◆バスラ: 英軍基地にレジスタンスが迫撃弾28発浴びせる
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□イラク・レジスタンス・レポート 2007年1月25日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 25 January 2007
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http://www.albasrah.net/en_articles_2007/0107/iraqiresistancereport_250107.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◇ハバニヤ: レジスタンスが警察署に迫撃弾を集中砲火
◇ラマディ東部で激しい戦闘が勃発
◆ハディッサ: 民家への米軍空襲で12人死亡、5人負傷
US air strike on civilian home in al-Hadithah kills 12, wounds five
前日24日夕方、バグダッド北西236キロに位置するハディッサでは、理由も明か
されないまま米軍機がイラク人の民家を空襲し、血なまぐさい結末だけが残された−−
イスラム・メモが25日午後1時8分(メッカ時間)の速報で伝えた。
イスラム・メモのハディッサ通信員は、アメリカ軍の空襲はその民家を完全に破壊し、
12人を殺して5人を負傷させたとレポートした。犠牲者のなかには空襲当時に家の中
にいた女性と子どもも含まれていた。
地元目撃者は死者の遺体と負傷した生存者を自分たちが病院に運んだと語った。この
一般市民への攻撃は24日に同市で漁師16人が殺されたと伝えられたあとのできごと
だ。
◆ファルージャ: レジスタンスに待ち伏せされ米兵死亡
US soldier reported killed in Resistance ambush northeast of al-Fallujah
イラク・レジスタンス戦士がバグダッド西方60キロのファルージャでパトロール中
の米軍部隊を攻撃した−−イスラム・メモが25日午後1時32分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員はアンナズ村で目撃した者の話として、レジスタンス戦士の
遊撃部隊がその地域をパトロールしていた米兵部隊にロケット砲と機関銃を発射し、
15分間続く戦闘になったと語った。アメリカ兵の乗ったハンビーが動けなくなり、米
兵1人が死亡、2人目は負傷した。米軍はその後、一帯を完全に封鎖した。
◇ファルージャ: レジスタンスが米軍基地を迫撃砲で攻撃
◇ファルージャ: 米軍基地にカチューシャ・ミサイル攻撃
◇ヒート: レジスタンスの迫撃弾が国家警護隊司令部を襲う
●バグダッド Baghdad
◆捕らえたシーア派民兵がスンニ派モスク爆破計画を明かす
Captured Shi‘i gunmen reveal plan to destroy tomb, mosque of Sunni Imam
北バグダッドのアザミヤ地区住民が24日に親イラン派マフディ軍の民兵3人を捕ら
えたところ、彼らはスンニ派のアブ・ハニファ・アン・ヌマン(西暦699年〜767
年)の墓地を爆破する計画を立てていたと自白した−−イスラム・メモが25日午後2
時56分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は、アザミヤ地区にあるモスクの導師(本人が匿名を望んだ)
の話によると、24日に同地区が攻撃されたさい、レジスタンスがマフディ軍民兵3人
を捕らえたとレポートした。尋問のなかで3人は「マフディ軍はアブ・ハニファ・アン
・ヌマンの墓をあばき骨を掘り出すまでスンニ派の血をすする野望を抑えられない」と
語った。
関係者の話では、この3人の捕虜は一晩中尋問を受け、墓地を攻撃する大がかりな計
画を明らかにした。その計画には墓地の一角にある歴史遺産でもある同モスクの破壊も
含まれていた。計画は昨年2月22日にサマッラの聖廟が爆破されたことへの「仕返し」
の一環だという。
サマッラがイラク・レジスタンスに掌握されていた期間中にさえ1度もシーア派の廟
が攻撃されたことはなかったにもかかわらず、米軍およびシーア派至上主義者の関係者
たちは繰り返しシーア派の聖廟を攻撃したのはイラク・レジスタンスだと言い張ってき
た。
米軍がサマッラを管理するようになって数週間後にそのモスクが爆破されたが、スン
ニ派のレジスタンス組織はこの事件にかかわっておらず、スンニ派の宗教指導者はこの
事件を非難しさえした。また、当時イランでおこなわれた抗議デモは、宗派主義の暴力
をあおるためにサマッラの聖廟を爆破したのはイギリス人だと非難した。
イスラム・メモに会見したスンニ派の導師は、チグリス川をはさんでアザミヤ地区の
対岸にあるカジミヤ地区(シーア派居住地)から攻撃がある可能性を示唆し、スンニ派
住民に注意と警戒を呼びかけた。彼はアザミヤ地区の自警団がそのような場合への用心
もしていると述べた。そしてアブ・ハニファ・モスクに保存されていた1000年前の
ものを含む歴史的な書籍や草稿は、攻撃があった場合に備えて保護するために持ち出し
て隠したと語った。
導師は親イランの宗派主義者への警告として、アブ・ハニファ・モスクと墓地を攻撃
するようなことがあれば、「彼らの背骨は折られて自殺行為をなるだろう」と述べた。
他方、アザミヤ地区のカルニシュ通りでイラク・レジスタンスの高性能爆弾が破裂し、
米占領軍に雇われてコンクリート障壁を設置していたイラク人労働者(シーア派)4人
が殺された。アザミヤ地区は米軍に封鎖されて2日目になる。
◆バグダッド: 米軍を狙って爆弾、ロケット弾、狙撃
Bombs, rockets, sharpshooter bullets target US troops in Baghdad
イラク・レジスタンス勢力はバグダッドの共和国宮殿周辺の厳重警護地域(いわゆる
グリーンゾーン)に3発のタリク・ミサイルを発射した−−イスラム・メモが25日夜
11時34分の速報で伝えた。グリーンゾーン内で働いている情報源はイスラム・メモ
に、この攻撃でアメリカ兵を含む21人が死傷したと語った。
イスラム・メモの通信員は、このミサイル攻撃はビルの3階にある傀儡政府の諜報機
関本部を狙ったもので、そのビルにはサダム・フセイン大統領の見せ物「裁判」がおこ
なわれた「法廷」も入居しているとレポートした。
また、バグダッドの南、元食肉加工工場に設置され第101空挺師団が駐留する米軍
基地には、イラク・レジスタンスがミサイル「アビル1号」を一斉に撃ちこんだ。
2006年3月にマフムディヤに住む14歳の少女アビル・アル・ジャナビを残忍に強
姦・殺害したのが第101空挺師団の兵士だった。
同通信員はイスラム軍を名乗るレジスタンス・グループ関係者の話として、このミサ
イル攻撃で基地内に火災が発生しアメリカ兵が死傷したとレポートした。
バグダッドのヤルムーク地区では、イラク・レジスタンスの大型爆弾が米軍パトロー
ル部隊の近くで爆発し、アメリカ兵2人が死亡、3人が負傷した−−ビラル・アル・ハ
バシ・モスクの礼拝に参加していた目撃者が報告した。
バグダッドのザファラニヤ地区では、イラク・レジスタンスの狙撃手がアメリカ兵を
射殺した−−イスラム・メモが伝えた。その地域にあるモスクの導師は、アメリカ兵は
頭を撃たれ、同僚兵が勇気を奮い起こしてその死体に近づくまで、5分ばかり路上に横
たわっていたと話した。
アミリヤではイラク・レジスタンスの狙撃手がパトロールに加わっていたアメリカ兵
を射殺した。アル・アッバス・モスクのアブ・ムニン師によると、狙撃手は2度目の射
撃で別のアメリカ兵の足を撃ち抜いた。
アメリカ兵はその後、モスクの壁に隠れて大声で預言者ムハンマド(モハメッド)
を侮辱しはじめ、レジスタンスの狙撃手を挑発しておびきだし殺害しようと試みた。だ
がレジスタンス戦士の反応は再度の狙撃だけであり、2人目のアメリカ兵が射殺された。
◇ヤルムーク地区: 自動車爆弾で米兵死亡
◇米・イラク合同軍が民家を急襲して市民40人を拘束
◇ハキム所有の店舗近くで2輪車が爆発
◇南バグダッド: イラク軍の車列を狙って2発の爆弾
◇副大統領宅でレジスタンス戦士が警備員を狙撃
◇内務省治安部隊がマフディ軍と共にスンニ派地区を襲撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: 激しい戦闘がサマッラを揺るがす
●ディヤラ州 Diyala Province
◆ブフリツ: レジスタンスの爆弾攻撃で米兵4人死亡
Four US troops reported killed in Resistance bomb attack in Buhriz
イスラム・メモは25日午後2時20分の速報で、バグダッドの北東65キロに位置
するバクーバの南、ブフリツの街においてイラク・レジスタンスの爆弾が米軍車両近く
で爆発したと報じた。
バクーバのイスラム・メモ通信員はブフリツの攻撃現場となった農村から、アメリカ
兵が焼けた車両から真っ黒に焦げた遺体4体を引きずり出していたとレポートした。農
家の近くで発生したその爆発は数戸の家屋にも損害を与えたが、住民を負傷させること
はなかった。
※イスラム・メモ撮影の現場写真:
http://www.islammemo.cc/article1.aspx?id=30046
攻撃のあと、米軍は拘束作戦を展開して多数の地元住民を捕らえたが、そのなかには
写真撮影のために攻撃現場に「近づきすぎ」たAP通信の記者もいた。
◇ハリス: レジスタンス戦士がマフディ軍民兵3人を射殺
●バビル州 Babil Province
◇ヒッラ: 「アルカイダ」のレッテルで米軍が女性まで逮捕
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: 地方議員が射殺対で発見される
●バスラ州 Al-Basrah Province
◆バスラ: 英軍基地にレジスタンスが迫撃弾28発浴びせる
Resistance unleashes ferocious barrage of 28 mortar shells on British base
イラク・レジスタンスは現地時間の25日午前11時、82ミリ迫撃弾28発をバス
ラにあるイギリス軍基地に撃ちこみ、基地上空には煙の柱が立ちのぼった−−イスラム
・メモが25日午後4時17分(メッカ時間)の速報で伝えた。
バスラのイスラム・メモ通信員は、砲撃されたイギリス軍基地から昇る煙の柱は、砲
弾の炸裂する音が一帯を揺るがしているなかで空をおおったとレポートした。イラク南
部のイギリス軍基地はイラク・レジスタンスからつねに標的にされている。
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オリジナル(英字) 編集 Muhammad Abu Nasr:
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
イラク情勢ニュース(URUK NEWS)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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