★阿修羅♪ > 戦争88 > 262.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□ペシャワルのモスク近くで爆弾テロ、12人死亡、35人負傷 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3000255/
ペシャワルのモスク近くで爆弾テロ、12人死亡、35人負傷
【アルジャジーラ特約27日】中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、パキスタン北西辺境州の州都ペシャワルで27日、イスラム教のモスク(礼拝所)近くに仕掛けられていた爆弾が爆発、これまでに少なくとも12人が死亡、35人が負傷した。
アルジャジーラによると、死亡者の中には地元の警察官2人と市会議員3人が含まれているという。
爆発は、ペシャワル市内で最も大きなイスラム教スンニ派のカシム・アリ・カーン・モスクと同教シーア派公民館との間で起きた。
同公民館の管理人、サエド・カイヌル・ハッサン氏は「突然、爆発が起き、耳をつんざくようなごう音だった。恐ろしいことだ」と、爆発時の恐怖を話していた。
アルジャジーラのパキスタン特派員、カマル・ハイダー記者によると、まず最初に小さな爆発があり、警備中の警官らが現場に駆けつけたところで、2発目の大きな爆発が起き、被害が広がった。
同記者は「現場は厳重警戒されていた。爆発は組織的かつ宗派的犯行の疑いが強いとみられる」と伝えたが、犯行声明などは出されていない。
地元警察のファザル・ワドード署員によると、何台もの救急車がペシャワル市内の繁華街で起きた爆発事件現場に急行しているほか、負傷者の多くは現場のモスク周辺を警備していた地元警察官たちだという。
また、パキスタンのアフタブ・カーン・シェルパオ内相は同日、爆発が起きた地区はイスラム教の祭事を3日後に控え、同教徒らで込み合っていたと述べるとともに、「パキスタン、イスラム教、社会の敵たちによる組織的犯行だ」と、今回の爆弾テロを厳しく非難した。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2007年01月28日04時44分