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(回答先: 世界社会フォーラム/新自由主義反対・9条との出会い/アフリカにも拡大(しんぶん赤旗) 投稿者 gataro 日時 2007 年 1 月 28 日 10:25:58)
http://www.labornetjp.org/news/2007/1169945789850staff01 から転載。
小山帥人です。
ケニヤのナイロビで開かれた「世界社会フォーラム(1月20〜25日)」から帰ってきたところです。 簡単に報告します。
このフォーラムは、「もうひとつの世界は可能だ」を合言葉に、人々が集うもので、およそ5万人が集まりました。分科会の数も千を越え、広い会場で疲れましたが、グローバリズムの影響を強く受けているアフリカで、戦争、貧困、水、土地問題、不公正な貿易、差別、エイズなど、さまざまな課題の解決を求めて世界の人々が語り合うことは意義深いことです。
開会式でイタリアのNGO「平和のテーブル」代表のフラビオ・ロッティ氏は、「西側のアフリカに対する植民地政策の歴史的、不正を許してほしい。われわれがかつてしたこと、今していること、そしてしなかったことを許してほしい。我々のヨーロッパの政府は、莫大な金で武器を買い、軍事基地を作り、戦争を進めている。その戦争で何百万人もの人々が餓えているのに」と語りました。
西側諸国はアフリカから農産物や資源を安く買い、あいかわらず武器を売りつけています。ケニヤでは人口の60%が1日1ドル以下の生活で、首都ナイロビの人口300万のうち、半数がスラムに住んでいます。
メディアの分科会では、アフリカが西側のメディアのフィルターを通して見られていること、アフリカから発信する内容が欠乏していることが問題になり、外国のメディアに代わるものとして、地元から発信するメディアを作ろうという声が上がっていました。草の根のメディアは、中南米やアジアも含めて、着実に根を伸ばしているようです。
写真は、「HIV/AIDSとともに前向きに生きる」という幕を掲げたアフリカの女性たちです。
関心のある人はほかの記事も見てください。
http://www.labornetjp.org/news/2007/1169596596234takaheims/