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英首相、ブッシュ米大統領のイラク政策を支持
http://jp.ibtimes.com/article/general/070127/3907.html
26日、世界経済フォーラムに出席した英ブレア首相は、米ブッシュ大統領のイラク政策を強く支持する姿勢を示し、イラク首相は米政府の政策に応じるだろうと述べた。ブレア首相はイラクアルマリキ首相に関して「アルマリキ首相は意思をもった首相でありイラク復興を導く能力がある。我々はアルマリキ首相を支持する。今イラク政府は国内の暴力に立ち向かうときであり、我々はそれを支援しなければならない」と述べた。またイラクが「内乱状態」にあるという見方に関しては否定しており、「極少数の過激派がイラク国内大部分の平和を望む国民を攻撃しているにすぎない」と述べた。
しかしブレア首相もイラクの現状については抜本的な挑戦を試みる必要があると現状が危機的状況にあることを認識している。ブッシュ米大統領はイラク治安確保のためにさらに2万1,500人の米兵をイラクに派遣する政策を掲げている。米高官らは米イラク新政策は2月1日にも実施されるだろうと話している。
今年6月に英首相の座を去ることになると考えられるブレア首相は今週スイスダボスで開催された世界経済フォーラムには最後の出席になったと思われる。ブレア首相は世界フォーラムで世界はすでに気候変動危機の最中にあること、世界貿易交渉の促進を図ることを訴え、「貧困国のことを考えれば、世界自由貿易が促進されなければならないし、それは我々先進国のためでもある」と述べた。ブレア首相は気候変動対策に関する世界的な協定が締結されない限り、世界の将来は暗雲が立ち込めているとし、迅速な気候変動対策を行う必要性を強調した。
また自由貿易交渉については、ブレア首相はこれまで米ブッシュ大統領、独メルケル首相、ブラジルダシルバ大統領らと精力的な議論を行ってきており、「各国が自由貿易のために妥協する準備ができている」と楽観的な見方を示した。