★阿修羅♪ > 戦争88 > 213.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
イランが独自衛星打ち上げへ 北と協力、米誌報道
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070126/usa070126004.htm
【ワシントン=有元隆志】米国の航空専門誌エビエーション・ウイーク(電子版)は25日、イランが弾道ミサイルを改良したロケットで人工衛星を打ち上げる準備を行い、発射が間近に迫っていると伝えた。専門家はロケットが北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の技術を利用した「シャハブ3」の改良型である可能性があると指摘した。イランと北朝鮮の協力が宇宙分野まで拡大することを意味し、核問題に加え国際社会の懸念が強まるのは必至だ。
イランは2005年10月にロシア製ロケットを使って人工衛星「シナ1」を打ち上げたことはあるが、国産技術で打ち上げるのは今回が初めてとなる。イラン議会の有力者もこのほど、近く衛星を搭載したロケットが打ち上げられると語ったという。
イランは北朝鮮と弾道ミサイル開発で協力してきたと、米国などから指摘されている。メープルズ米国防情報局(DIA)局長は今月、上院情報委員会に提出した書面で、「北朝鮮はミサイルや関連技術を売却しつづけている。国際的孤立で顧客は減ったものの、イランとシリアとの関係は強く、主な懸念事項だ」と警戒感を示した。
衛星打ち上げに成功すれば、長距離弾道ミサイルや大陸間弾道ミサイル(ICBM)にも応用可能となる。DIAは、イランが2015年までには射程4500キロのICBMを開発する可能性を指摘していた。イランは北朝鮮とミサイル開発での協力関係は「ない」と否定している。
(2007/01/26 22:17)