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http://cnn.co.jp/usa/CNN200701260030.html
イラクのイラン人工作員の「殺害承認」と、米大統領が
2007.01.26
Web posted at: 18:55 JST
- CNN/REUTERS
ワシントン――米紙ワシントン・ポストは26日、ブッシュ大統領がイラク駐留米軍に対し、同国内で活動するイラン人工作員を殺害もしくは捕そくする権限を昨年秋に与えていたと報じた。この権限付与を直接知り得る立場にある政府やテロ対策当局者の情報として伝えた。
イラクや中東内でのイランの影響力を削ぐのを狙った措置で、イランが核開発を放棄することを促す意図もあったとしている。
同紙は、イラン人工作員の殺害承認について、一般人や外交官が対象ではなく、イラクの武装組織と関係するイラン革命防衛隊や情報機関の要員が主な狙いとも報じた。米軍は殺害承認を受け、特殊部隊を投入してはいないが、米政権高官は同部隊を使うよう促しているという。
イラクでは先月、米軍の3度にわたる捜索で複数のイラン政府関係者が拘束されている。カリルザード駐イラク大使は24日、拘束の容疑については近く発表するとの方針を示していた。ただ、米軍の捜索は、イラクへのイランの関与を示す治安要員のネットワーク追及の目的があったとしている。
イランは拘束者は外交官と主張している。
米政府はこれまで、イラクのイスラム教シーア派の武装組織支援でイランは訓練に関与しているほか、武器、資金を供与していると非難している。
ポスト紙によると、国防総省や国務省は、イラン人の殺害承認に関する問い合わせは、国家安全保障会議に行うよう回答。同会議はコメントを拒否したとしている。