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(回答先: 「ブッシュを弾劾せよ」=反イラク戦で退役軍人が集会−米(時事通信) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 1 月 26 日 12:47:51)
【フォートライリー米陸軍基地(カンザス州)和田浩明】ブッシュ米大統領が指示したイラクへの米軍増派を受け、2月上旬にも現地に向かう米陸軍部隊(約3400人)の派遣式典が25日、米中西部カンザス州のフォートライリー陸軍基地で行われた。泥沼化したイラクの治安を改善する「最後のチャンス」とも言われる今回の増派。見送る家族らは「戦争には反対だが、息子の意思だから」「行ってほしくはない。でも夫を支えるしかない」と複雑な胸の内を語った。
今月10日の増派発表後、初めての派遣式典には、1000人以上が集まった。体育館に飾られた巨大な星条旗を背に、緊張した表情の陸軍第1師団第4旅団の兵士たち。兵士らを見つめる妻や両親、友人たちで観客席は埋まった。カーター・ハム同基地司令(少将)の訓示は、あちこちから上がる幼児の泣き声に、時折かき消されそうになった。
7カ月の娘グレースちゃんと妻ベッキーさん(30)を残してイラクに向かうテイラー・アンダーソン大尉(37)。世論の反発が強い戦争への派遣について心境を問うと、娘をあやしながら「とにかく任務に集中するだけです」と冷静な答えが返ってきた。ベッキーさんは「心配ですが、他の留守家族と支え合いながら帰りを待ちます」と話した。
息子のリーさん(25)の初派遣を見送りに来たケルビン・ソワードさん(47)の心境は複雑だ。「正直言って、私はこの戦争には反対。でも、本人の意思を尊重せざるを得ない」と厳しい表情を見せた。
クリスティ・ストロングさん(37)の胸元には、出征兵士への支持を表す「黄色いリボン」のブローチが光っていた。夫のイラク行きは今回で4度目だ。「何でも慣れるものよ」とおどけてみせた。派遣中の心労は絶えないが「普通の生活をしていても心配するのは同じだから」と淡々とした様子だった。
3回目の派遣の夫を送り出すシャノン・アルフォードさん(37)は「家族の仕事ですからね。支えるしかないわ」と笑顔を作って見せた。
毎日新聞 2007年1月26日 17時16分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070127k0000m030003000c.html