Sent: Friday, January 26, 2007 10:02 AM
Subject: [nmw] 英閣僚が、相次いでイラク戦支持批判 英も日本もイラク戦争で同じ間違いを犯した。違うのは現在の閣僚の態度だ。
日本では久間がブツブツと言って、「イヤ、逆らうつもりはありません」で引っ
込めた。英では、「対米協調」そのものが閣僚から批判されている。
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「イラク戦争の誤りを認めるべきだ」 英首相批判 閣僚からも
北海道 2007/01/26 09:12
【ロンドン25日高田昌幸】英の与党労働党が国民の支持を回復したいなら、
まずブレア首相がイラク戦争の誤りを認めるべきだ−。英のブレア政権を支える
閣僚たちが、こんな批判を公然と唱え始めた。ブレア首相は、米ブッシュ政権が
今月十日に公表したイラク新戦略にも支持を貫いているが、閣僚たちは「いつま
で米の言いなりになるのか」と、いらだちを強めている。
ベン国際開発相は、最近の講演で「イラクの現状は無残極まる。真実は何だっ
たかを明確にさせなければならない」と指摘。そのうえで、多くの労働党員はブ
レア政権のイラク政策に怒りを感じていると強調した。
ヘイン北アイルランド担当相は、雑誌のインタビューで「(米政権を主導す
る)ネオコンは失敗した。われわれの問題は、その極右の米政権と協調関係を今
もなお維持していることにある」として、ブレア首相の対米追随外交を切り捨て
た。
一方、クーパー住宅計画担当閣外相は「イラク侵攻は間違っていた」と明言。
ブレア首相の側近であるパーネル社会保障担当閣外相も「イラク戦争は正当性を
欠いていた」と批判し、ブレア首相は失敗を認めるよう、発言を強めている。
労働党内では、有力議員らがイラク戦争を批判したことがあるが、閣僚がその
地位にとどまりながら公然と批判を続けるのは異例。英では王立国際問題研究所
も昨年末、イラク参戦は「ひどい誤りだった」とする報告書を公表し、大きな反
響を呼んだ。
こうした中、英政界では、次期首相候補とされるブラウン財務相が近くイラク
戦争の失敗を公式に認め、英政府として参戦の経緯などを再検証すべきだと訴え
るのではないか、との見方も出ている。
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