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□アフガン情勢、パキスタンの協定後に悪化と 駐留米軍 [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200701160023.html
アフガン情勢、パキスタンの協定後に悪化と 駐留米軍
2007.01.16
Webpostedat: 20:18 JST
- AP
カブール(AP) ゲーツ米国防長官は15日、ペース統合参謀本部議長とともにアフガニスタンを訪問した。同行した記者団に駐留米軍の司令官らが語ったところによると、同国のイスラム原理主義勢力タリバーンによる攻撃は、パキスタン政府が昨年、国境地帯の部族指導者らと「和平協定」を結んでから、大幅に激化している。
ゲーツ長官はアフガンで、米軍や北大西洋条約機構(NATO)軍の司令官らと会談し、タリバーン掃討作戦の現状などについて説明を受ける。
駐留米軍の司令官を務めるイーケンベリー中将は記者団とのインタビューで、「先月のタリバーンの攻撃は、従来の3倍に増えた」と指摘。また別の将校は、昨年9月に成立したパキスタン政府と部族指導者らとの協定以来、国境地帯での攻撃は4倍に激増したと語った。
イーケンベリー中将は「米軍とNATO軍の勝利を確信する」と述べたものの、今後の見通しを「暴力的な春になる」と表現。駐留米軍報道官のコリンズ大佐は「昨年の協定が裏目に出た」と、パキスタン政府への批判をあらわにした。
パキスタンのムシャラフ大統領は昨年、国境地帯でのタリバーン掃討作戦を中止し、部族指導者らにタリバーンの活動を許さないことを約束させる協定を締結した。しかし米軍司令官らによると、協定の結果、国境地帯はタリバーンの温床となりつつあり、パキスタン側にかくまわれた指導者が、アフガン側での攻撃を指示しているケースもみられる。また、アフガンからパキスタンへ流れ込むタリバーンのメンバーらを、国境のパキスタン兵が見逃すのは、日常茶飯事になっているという。