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ブログ「壊れる前に…」を読んでいるとこんな記事が目にとまった。イスラエルの平和団体Gush Shalomがハアレツ紙に載せた次の意見広告についてのものだ。紹介しておこう。
Apartheid
As from next Friday
Israeli drivers will
Be forbidden
To take Palestinians
In their cars
In the West Bank.
That stinks of Apartheid.
No "security" need
Will be served
By this disgraceful order
Of the occupation authorities.
Drivers with a moral sense
Will ignore it.
Gush Shalom ad published in Haaretz, January 12, 2007
以下は http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_fd97.html からの転載。
2007.01.14
席を同じうせず
今度の金曜日から、イスラエル人は西岸地区で車を運転する際、パレスチナ人を自分の車に乗せることを禁止されます。
アパルトヘイトの臭いがしませんか。
占領当局によるこの恥ずべき命令によって回復する「治安」などありません。
心あるドライバーはこの命令を無視するでしょう。
イスラエルの平和団体 Gush Shalom が12日にハアレツ紙に掲載した意見広告だ。問題の命令は昨年11月に出されたもので、1月19日をもって発効する。発効を前に人権団体 B'Tselem も抗議声明を出している。
そもそも占領地域には「イスラエル人専用」の道路網があって、パレスチナ人たちはそれを利用することができないが、イスラエル・ナンバーのタクシーに乗って通るなどの「抜け穴」があったらしい。この命令は、そういった抜け穴を塞ぐためのものらしい。
こういうのって、「パレスチナ人を見たら、テロリストと思え」みたいなパニック思考に集団的に陥っているのか、それとも、テロの防止云々というのは完全に後付けの理由に過ぎず、根本には醜い民族差別的な感情があるのか、私には判断しかねる。不利益をこうむるパレスチナの人たちに同情を感じるのはもちろんだが、自分たちの政府がこんな恥ずかしいことをやっているのを苦々しく思っている心あるイスラエルの人たちの心中も察するにあまりある。
先ほど、朝鮮民族学校出身者の大学受験資格を認めていない大学について、トラックバックをいただいた。ここ数年で国立大学でも状況が好転したというのが私の理解だった(私の前任校でも受験が認められた)ので、かなり意外な気がした。
偏狭な心から脱して、自分の属する集団を少しでもよくし、誇れるものにしようと努力しているすべての人に、エールを送りたい。