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Iraqi resistance - a strategy towards victory
http://truth-about-iraqis2.blogspot.com/2007/01/iraqi-resistance-strategy-towards.html
when you all cheered for the Iraqi ga7ba with ink on her thumb
did you know you were cheering for the shedding of blood?
For the decimation of my country?
Honestly, you do not live in Iraq.
You do not know our customs and
you have no idea how deep the sectarian hatred planted by Iran is.
So shut up.
Stop saying Muqtada is trying to unify Shias and Sunnis because he is not.
Where were you?
貴方達皆が指のインクを声援した時、貴方は血を流すことの為に
声援していたことを知っていましたか? 私の国の多数の殺害のために?
正直に言って、あなたはイラクに住んでいません。
あなたは我々の習慣を知りません。
貴方はイランによって仕掛けられた派閥の憎悪がどれぐらい深いか分かりません。
だから黙って下さい。
彼がそうではないから、ムクタダがシーア派とスンニ派を統一しようとしている
と言うのをやめてください。
あなたはどこにいましたか?
私はイラクでの選挙を肯定的に受け止めました。
スンニ派とシーア派の共闘を肯定的に受け止めました。
そういう私をこの人は告発しています。
私はまずはこの告発を受け止めねばなりません。
地獄であるイラク現地の人が、外側から眺めていた私を告発しているのです。
2006年一月の選挙当日、誇らしげに指を掲げるイラクの人々の姿を観て、
私は感動しました。
これで良い方向に向かうのではないかと期待しました。
しかし、現在のイラクを観るならば、
それは幻想であったというのが、客観的現実です。
2006年一月の選挙を全面的に美化した訳でもありません。
占領下での選挙という本質的限界を見失っていた訳ではありません。
占領下での選挙という<否定性>に於ける、
<民主的な選挙>という<肯定面>として受け止めていました。
つまり<否定に於ける肯定的要素>と私は考えていました。
2005年の選挙は、ファルージャなどのスンニ派の諸都市を「掃討作戦」によって
壊滅状態に陥れ、数十万人が避難生活を強いられていました。
そんな中で選挙を行うことに対しては、選挙に反対するのではなく、
選挙の延期を求めることが正しいと考え、
それでも強行される選挙に対しては、ボイコットが正しいと思いました。
しかし2006年の選挙では、選挙ボイコットが正しいとは思えませんでした。
現にスンニ派住民は、クルドやシーア派以上の高い投票率を示しました。
それこそがスンニ派住民自身が示したことです。
スンニ派を主体とする武装勢力は、選挙ボイコットを訴えたものの、
投票行為自体には、攻撃しないと声明し、
選挙当日の攻撃は、殆どありませんでした。
私はこの武装勢力が示した行動もまた肯定的に評価しました。
しかもスンニ派は選挙をボイコットしても
何も得るものがないことは明らかでした。
であるならば、武装闘争オンリー主義は誤りで、
武装闘争と選挙という合法闘争の統一という風に、
私は理屈をつけて、肯定しました。
確かに一般的には、
・武装闘争オンリー主義は誤りであり、
・武装闘争と合法闘争の統一というのは、一般的には誤りではないと思います。
しかし、あくまでも2006年一月の選挙という、現実世界の一局面に於いて、
果たしてどうだったのであろうか、問題はそう立つのでしょう。
選挙によって、宗派対立が加速されたとは思います。
酒井啓子女史が何度も指摘したように
選挙において、イラクは、その史上初めて、
民族、宗派ごとに、分かれて、選挙戦を戦うことになるからです。
選挙戦が過熱すればするほど、
民族、宗派ごとの<区別性>が強調されてしまうことは、全くその通りです。
しかしそれ自体は、やむをえないと思います。
それは<肯定面に於ける否定性>であり、仕方ないものと思いました。
しかし選挙戦を通して醸成されていった、民族・宗派間対立が、
現在の「内戦的状況」に、寄与してしまったこともまた認めねばなりません。
2006年一月の選挙参加が、果たして
・傀儡に手を貸したことなのか
・武装闘争と合法闘争の統一なのか、
私には結論を出すことができません。
バグダッドのスンニ派住民は、被害に遭うと、警察ではなく、
スンニ派政党事務所に相談に行きます。
彼らは警察など全く信頼できないからです。
スンニ派政党が、事務所を構えられるのは、合法性があるからです。
また、議会で堂々と、疑惑を主張し、疑惑解明を求めています。
先月のイスタンブールでの会議は、現段階的な、
スンニ派政党と武装勢力の関係を示しています。
現段階的な武装闘争と合法闘争の統一の現状の一端を明らかにしています。
イスラム聖職者協会の、指名手配中のダーリ師を基調演説者とする会議には、
イラク合意戦線とイラク対話戦線、
周辺諸国のスンニ派聖職者や政治家が参加しました。
イラク・イスラム軍、1920年革命旅団、ムジャヒディン軍の
音声メッセージが会場に流されました。
<傀儡に手を貸した要素>と
<武装闘争と合法闘争の統一の要素>
おそらく両方の要素があるのだと思います。
問題は、反占領闘争を、いかに推し進めていくのかということであって、
その中で、合法闘争も最大限活用していけばよいのではないかと。
ただ、イラクの惨状は、惨憺たるものがあります。
純粋に<反占領闘争>という要素と、
<親イラン派>対<アラブ・スンニ派>の戦いという要素が、
新たに加わってしまったように思えます。
アラブスンニ派の主張とサドル派の主張は、内容だけみれば殆ど全く同じです。
にもかかわらず両者は激烈な戦闘を行っています。
私はサドル派とスンニ派武装勢力の共闘ということを期待してきました。
しかし現在ではそんなことは夢想だったという
冷厳な現実を認めねばなりません。
激烈な武力抗争を繰り返しているのにもかかわらず、
ノー天気にも夢想していることは非現実的でした。
アメリカは、<占領容認派>で議会多数を占めるよう画策しています。
クルドとSCIRIとダアワ党で議会多数派運営を狙っています。
シスターニ師はあくまでも<統一イラク同盟>というシーア派の統一を
崩してはならないと主張する形で、アメリカの画策に反対しています。
アメリカは、バグダッドに増派することで、
サドル派のマハディ軍と、スンニ派を主体とする武装勢力、双方に
軍事的打撃を与え、
軍事的打撃を基礎に、<反占領派>を議会から遠ざけ、
議会に<占領容認派>の多数派形成を狙い続けていると思います。
ムトラク氏率いるイラク対話戦線事務所への攻撃と、
テロリストの巣窟だというフレームアップもその一環だと思われます。
<反占領勢力>の大同団結は、もはや不可能なようにも思えます。
しかしそう簡単に諦め切れるものでもありません。
反占領闘争の大同団結は、本当に無理なのか。
それこそが、外国軍を撤退させ、内戦を終結させ、周辺諸国の介入を阻止し、
周辺全域の安定化を図る唯一の道だと思うのですが、、、
このまま<反占領勢力>が各個撃破されていくのか、
それとも米軍撤退後に備えて、勢力温存を図っているのか、
米軍撤退後の各派の思惑はどのようなものなのか、
それらについてはまた改めて考えたいと思います。
また、イラク人といっても、利害が対立し、見解も分かれています。
大きく分けてもクルド、アラブスンニ、アラブシーアという
三つの立場がありますし、それが更に細かく分かれていきます。
更にはその他の少数派もたくさん存在します。
このブログの意見はアラブスンニの中の一つの意見です。
おそらくアラブスンニの多数派の意見かもしれません。
そういうものとして受け止めました。