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毎日【英外相:米のイラク増派と一線 段階的撤退の考え】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20070112k0000m030132000c.html
英外相:米のイラク増派と一線 段階的撤退の考え
【ロンドン小松浩】ベケット英外相は11日、米国のイラク増派方針について「米国とイラクの相互協力がうまくいくことを望む」との談話を発表した。ただ、英国は今後、段階的撤退を進める考えで、米国の増派方針とは一線を画す構えだ。
ベケット外相はブッシュ演説を「米国とイラクが特にバグダッドの困難な状況に取り組む決意を示したもの」と述べる一方、英国が展開する南部バスラでは既に(イラクと)同様の共同行動をとっていると説明し、米国と英国では置かれた状況が違うことを強調。そのうえで「英国としては増派は現時点では考えていない」と語った。
11日付の英紙デーリー・テレグラフ紙はブレア首相が今後2週間以内に「5月末までに3000人削減」の方針を発表すると伝えた。ベケット外相はこの報道を「憶測」だと否定したが、英国はイラク側への段階的な権限移譲に伴う撤退を模索中で、米国の増派に同調する見通しはない。
また、保守党のヘイグ「影の外相」は米国の増派に対し「成功するかどうか疑問」とBBCに語ったほか、自由民主党のキャンベル党首も「状況をむしろ悪化させかねない」との懸念を表明するなど、野党はブッシュ大統領の新方針に懐疑的な見方を示している。
毎日新聞 2007年1月11日 21時19分
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