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http://0000000000.net/p-navi/info/news/200701100008.htm から転載。
2007.01.10
数字でみる2006年のパレスチナ
2006年の公式パレスチナヘルスレポートがまとめられて、4日に提出された。そこからわかることを箇条書きにしてみる。
イスラエル軍に殺されたパレスチナ人は742人
イスラエル軍に負傷させられたパレスチナ人は3735人
連行された者5671人
(西岸とガザの双方において)
他にも
暗殺された ものが210人
殺されたなかで588人はガザで殺されている
西岸で殺されたのは154人
子どもで殺されたのは144人(最も若いのは生後3日の赤ちゃん)
女性で殺されたのは52人(妊婦や高齢者も含む)
パレスチナ人が殺したイスラエル人は23人(軍人、文民合わせて)
最もひどかったのが188人が殺された7月で、それに次ぐのは140人が殺された11月。そのほとんどがガザ地区で起きた。
ガザで空爆された家は45軒
東エルサレムで破壊された家は24軒
連行された5671人のうち、5425人が西岸の住人
子どもで連行されたのは300人、うち140人が2007年の年始になっても拘留されている。現在、イスラエルの刑務所にいるパレスチナの子どもは368人
( Year end statistics: Israeli forces killed 742 Palestinians, injured 3,735 and arrested 5,671 January 04, 2007、 Palestine News Networkより)
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2006年のパレスチナでひどい犠牲をもたらしたのは、ガザに対する「夏の雨」作戦と「秋の雲」作戦だったことが上の数字からはっきりわかる。これが前年(2005年)に入植地を引き上げた結果、行われたことだ。
ガザとは異なり、西岸では「逮捕作戦」が過酷だったことがわかる。1日あたりにすると約15人ずつが連行されているということになる。その分だけ急襲も行われているということだ。
こんな内容が「ヘルス・レポート」としてまとめられる状況からいつパレスチナは抜け出られるのだろうか。