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南京への道・史実を守る会事務局よりお知らせです。
1月19日金曜日午後1時10分より東京地方裁判所の709号法廷(前回と同じ)にて、夏淑琴さん名誉毀損訴訟の第3回口頭弁論が行われます。傍聴席は40人分あり、30分ほど前から傍聴券の抽選が行なわれる見込みです。ご都合のよろしい方は是非抽選に並んでみて下さい。
(地図)
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai.html
閉廷後、隣接する弁護士会館の507ABC室に移動し、報告集会を行います(午後1時30分から2時間の予約を入れております)。この裁判の状況と我々史実を守る会の活動について報告します。
(地図)
http://niben.jp/map/index.html
よろしければこちらもご参加下さい。
1937年12月13日、南京市内に侵入してきた日本兵によって、夏淑琴さんは家族7人を殺害されました。当時南京在住のアメリカ人宣教師ジョン・マギーは事件の現場を調査し撮影フィルムとその解説文(英文)を残しています。
しかし亜細亜大学教授・東中野修道氏は著書の「南京虐殺の徹底検証」(展転社)の中で、マギーの解説文を恐らくは意図的に誤訳し、事件の生存者と夏さんは別人であろうと記しました。つまり夏さんは偽の証言者であると、記述したことになります。しかしこれは事実を無視した誹謗中傷に過ぎません。
もちろん東中野氏の弁護側は、この記述は事実に反することを認めてはいませんが、同時にこれは名誉毀損に値するものではない、と争う方針を見せています。
前回公判直前に提出された準備書面では、「誤訳などではない、むしろマギーの文章こそ文法上の誤りを疑って然るべき」と述べています。つまりアメリカ人が作成した英文の中に文法上の誤りがあり、東中野氏はその誤りを踏まえて正しく翻訳したというのです。一方その翻訳によって、この事件についての他の記録と食い違いが生じたことについては口を閉ざしています。
恐らく法廷はこのような見苦しい言い逃れを許さないことでしょう。早々に結果が出るのではないかという見通しもあります。
戦争犯罪の被害者・証言者の名誉を守り、歴史の事実を正しく伝えるためにも、この裁判に勝たなくてはなりません。その為にも一人でも多くの方々に集まっていただきたいのでよろしくお願います。
*東中野氏の主張の問題点については、これらのサイトで詳しく論じられています。
南京大虐殺 論点と検証
http://wiki.livedoor.jp/kknanking/d/%c6%ee%b5%fe%c2%e7%b5%d4%bb%a6%a1%a1%cf%c0%c5%c0%a4%c8%b8%a1%be%da
夏淑琴さんは「ニセ証人」か?−東中野修道氏『SAPIO』論稿をめぐって−
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/kashukukinsapio.html
続・夏淑琴さんは「ニセ証人」か?−東中野修道氏『「南京虐殺」の徹底検証』を検証する−
http://www.geocities.jp/yu77799/nankin/tetteikenshou.html
・・南京への道・史実を守る会・・・・・・・
URL: http://www.jijitu.com
ML_URL http://www.egroups.co.jp/group/honda_sien/