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(回答先: 戦後初めて62年目の防衛省昇格の記念日に、米原潜(軍艦)と日本タンカー(経済艦)のがアラビア海で衝突したのは、歴史的象徴 投稿者 救国の草莽の志士 日時 2007 年 1 月 09 日 13:59:29)
http://www.asahi.com/international/update/0109/011.html から転載。
日本のタンカー、米原潜と接触 乗員無事 ホルムズ海峡
2007年01月09日13時16分
米国政府などから日本政府に入った連絡によると、日本時間の9日午前4時15分ごろ、ペルシャ湾のホルムズ海峡南部で米原子力潜水艦ニューポート・ニューズと川崎汽船(東京都港区)の大型タンカー最上川(16万総トン)が接触した。双方の乗組員にけがはない。最上川は船底に傷が入って浸水しているが、自力航行が可能で、油漏れもないという。原潜にも放射能漏れはないと見られる。原潜が潜航していたのか、浮上していたのかは不明という。
外務省は事実関係の調査を米側に求めている。
川崎汽船から国土交通省に入った連絡では、最上川の船尾左側の船底に、潜水艦の先頭部分が接触したとみられる。最上川の乗組員らによると、短い間隔で2度大きな音がして、船体が大きく振動。左側の船尾に白い渦が見えた。その後、原潜から無線で、「衝突したらしい」などと連絡があった。最上川には日本人8人とフィリピン人16人の計24人が乗っていた。原潜は現場海域付近で待機していたという。
川崎汽船によると、最上川は重りとなる水をためるための「バラストタンク」の左側の一つが壊れ、約4千トン浸水したが、船体は安定している。低速で航行し、最寄りのアラブ首長国連邦で損傷の程度を調べるという。
最上川は原油28万トンを積んで日本時間の7日にサウジアラビアを出港、シンガポールに向かっていた。最上川は01年完成のタンカーで、全長333メートル、幅60メートル。
ホルムズ海峡は、イランとオマーンに挟まれた海峡。ペルシャ湾の入り口にあり、日本の輸入原油の8割以上がこの海峡を経て運搬される。
アラビア海周辺の海域では、米軍などが国際テロリスト集団による密入国や武器や麻薬の密輸などを取り締まる「海上阻止活動」のため、艦艇を派遣している。海上自衛隊もテロ特措法に基づいて補給艦を派遣。こうした活動を続けている多国籍の艦艇に燃料補給の支援活動を続けている。
日本船と米原潜の事故としては、01年2月には米ハワイ・オアフ島沖で愛媛県立宇和島水産高校の漁業実習船えひめ丸が、浮上してきた原潜グリーンビルと衝突し、実習生ら9人が死亡する事故が起きている。