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□マフディ軍の指揮官多数が国外逃亡 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070108/1168253906
2007年1月8日(月)
マフディ軍の指揮官多数が国外逃亡 2007/01/08
クドス・プレスは6日付のニュースで、親イラン勢力であるマフディ軍に近い筋の話として、バグダッドに駐留する米軍によって新たに着手される「治安構想」がマフディ軍の暗殺チームも取締り対象とするという情報をイラク内務省から入手したあと、マフディ軍民兵の指揮官多数はイラクを去るか住所を変更している、と報道した。
クドス・プレスの特派員はその情報提供者の話として、少なくともマフディ軍の中心的指揮官10人以上が傀儡(かいらい)政府高官、特に内務省中枢の幹部とはかり、偽造パスポートを使ってイラン、シリア、レバノン、エジプトにむけて出国したとレポートした。その他のマフディ軍幹部指揮官も多数が最近居住地を変え、マフディ軍によって殺害されたり追い出されたスンニ派住民が住んでいた家屋に避難したりしている。
この情報源はクドス・プレスの取材に、マフディ軍と内務省の間にはかねてより協力関係があり、米軍と傀儡政府の部隊がマフディ軍に対した何らかの軍事作戦をとるさいには、前もってその全体像をマフディ軍に伝えるようになっていると語った。
ムクタダ・サドルに率いられるシーア派至上主義のマフディ軍は、イラク・レジスタンスの攻撃にさらされようになり、アメリカの占領体制のなかで勢力を拡大しようと模索している。
他方、アメリカはかつてイランの「リベラル」勢力に近いバドル旅団とイラクを占領・支配しようと躍起になるマフディ軍のような宗派主義民兵を操ってきたものの、現在ではイラクにおけるイランの影響を減退させようと試みつつある。
イランがアメリカにかわってイラクを支配しようと動いていることに対して、イラク・レジスタンスはアメリカおよび親米勢力と同様に親イラン勢力に対しても戦いを続けている。
作成者 uruknews : 2007年1月8日(月) 19:58 [ コメント : 0] [ トラックバック : 0]