★阿修羅♪ > 戦争87 > 704.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□アフガンの国内難民が帰郷へ 地方豪族が安全を確約 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2962716/detail
アフガンの国内難民が帰郷へ 地方豪族が安全を確約
【アルジャジーラ特約6日】アルジャジーラのアフガニスタン特派員、ジャームズ・ベイズ記者によると、同国の国内難民数千人が6日、地方豪族の武力集団が安全確保を確約したため、同南部カンダハル州内の郷里に戻り始めた。
カンダハル州パンジワイ地区では昨年7月、同国駐留外国軍部隊と旧政権のタリバン勢力との戦闘が激化したため、住民約10万人が国内難民化し、州都カンダハル周辺の難民キャンプなどで暮らしてきた。
その間、パンジワイ地区では激しい戦闘が展開され、難民たちの中には肉親が犠牲になったり、住居を破壊された者たちも多く出た。
冬季を向かえて戦闘が沈静化し、また、同州を拠点とする地方豪族の武力集団も安全を確約したことなどから、国内難民たちが郷里のパンジワイ地区への帰還を決めた。
今回の郷里帰還に伴い、国連の救援機関とアフガニスタン政府はパンジワイ地区に簡易テントを用意するほか、食糧配給も実施することにしている。
ベイズ記者は帰還作業を進める州当局者に同行するとともに、難民たちからも話を聞いた。
同記者はこの数日以内に多くの難民が帰郷する予定と伝えるとともに、「難民たちは生まれ、育った郷里パンジワイ地区に帰ることをとても喜んでいる。しかし、難民たちが今心配しているのが、冬が終わると同時に戦闘が再び激しくなるのではないかということ」と報告している。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2007年01月07日18時38分