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写真はバグダッドで6日、爆発した自動車爆弾の残がいと脇に立つイラク人ら。
【バグダッド/イラク 7日 AFP】
2003年3月の開戦以来、イラク戦争における米兵の死者数が3000人に達した。国防総省(Pentagon)の統計に基づいてAFPが計算した結果、明らかとなった。
■3000人目は巡回中に射殺
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領によるイラク政策の新戦略発表を数日後に控える中、前日バグダッド近郊で発生した銃撃による米兵の死亡を米軍が報じ、計算上3000人に達することが明らかとなった。3000人目の犠牲となった米兵は、バグダッド南西部を走る交通量の多い道路を巡回中に、何者かによって射殺されたという。
国防総省のWebサイトでは、1月5日までの米兵死者数を2999人と伝えていた。内訳は戦闘による死亡が2415人で、戦闘以外による死亡が585人。ほか2万2700人が負傷したと伝えていた。
死者3000人のうち、2003年3月19日から同4月30日に行われたイラク進攻の間に犠牲となったのは、わずか139人。
■9.11同時多発テロの死者数超える
2006年12月には、計111人の米兵が死亡。西部ファルージャ(Fallujah)を中心に計137人の犠牲者を出した2004年11月以来、最大の犠牲者数となった。同時に、2973人の命が奪われた2001年9月11日の同時多発テロの犠牲者数も超えることとなった。
国防総省によると、死者の44%が道路脇に仕掛けられた爆弾や簡易爆弾(IED)の犠牲だという。
爆弾は仕掛け線で爆発させる小型爆弾や、分厚い装甲も貫通する高度な技術まで多岐にわたる。ライフルなどによる射撃も増加しているものの、2割以下にとどまる。その他、5分の1に相当する585人は戦闘以外による死亡で、そのうち65%はヘリコプターの墜落などによる事故死とされている。なお93人は、自殺である。
http://www.afpbb.com/article/1217225?lsc=1&lc=1