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(回答先: 読売【「イラク増派に否定的」米大統領、2司令官を更迭】 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 1 月 06 日 14:56:35)
□米国のイラクチーム刷新、焦点はイランか [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070106/1168063424
2007年1月6日(土)
米国のイラクチーム刷新、焦点はイランか 2007/01/06
既に報道されているように、ブッシュ大統領は新イラク政策の発表を前に、イラクに関する外交・軍事の指揮官を交替させる人事を相次いで発表した。
それによると、まずイラクを含む中東および中央アジア、アフリカ北部を作戦範囲として担当する米中央軍の司令官はアビザイド大将からファロン太平洋軍司令官へ、イラクの多国籍軍司令官を兼任するイラク駐留米軍司令官はケーシー大将からペトロース中将へと交替する。イラク駐留米軍司令官は占領初期を除いて四つ星の大将が就任することになっており、ペトロース中将も大将に昇任するとみられている。
またハリルザド駐イラク大使はボルトン氏がつとめてきた国連大使に移り、後任のイラク大使には現パキスタン大使が就任することになっている。さらにネグロポンテ国家情報長官を国務副長官、同氏の後任にマコーネル元国家安全保障局(NSA)局長に当てる人事も発表された。
イラク駐留米軍司令官のケーシー大将は陸軍参謀総長に就任するので、形の上ではいわゆる左遷ではないが、昨年夏からバグダッドに米軍を増強して展開してきた治安作戦の失敗、特にシーア派民兵のテロを横行させてきたことへの責任を指摘する声が少なくない。
中央軍司令官へのファロン海軍提督の就任は、一部報道では米軍増強策に備えたものと見るものもある、逆に戦略の転換を思わせる。米中央軍は作戦範囲に中央アジアを含み、特に現下の情勢ではアフガニスタン、イラク、イランを含むことになる。この司令官に海軍提督が就任するのは初めてのことだ。それは今後のイランに対する米国の対応策のなかで外交を補完するものとして海軍が役割を担うことを予測させる。
つまり、イランに対する軍事圧力は強める(ミサイル、航空機による)が、地上軍の派遣までは目下想定していないということだろう。近年の米太平洋軍は北朝鮮、中国への圧力に対応してきた。イラク駐留米軍司令官に昇進する陸軍のペトロース中将は、2度のイラク派遣を経験しているが、イラク軍の育成に貢献したことを買われた軍人で、米陸軍がおこなっているマニュアル改訂(ラムズフェルド策定からの書き換え)では対ゲリラ作戦を担当している。
作成者 uruknews : 2007年1月6日(土) 15:06 [ コメント : 0]