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_\\|//_ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(3日)現国税長官と前国税長官が汚職疑惑で逮捕
★(4日)ムバラク大統領とオルマート首相が会談へ
★(5日)ファタハとハマスの抗争で多数の死傷者
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2007年1月3日(水)
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*現国税長官と、前国税長官が汚職疑惑で逮捕。賄賂を受け取って、特
別な減税措置を認めた疑いで警察が捜査を行っている。(H,Y,P)
*エルサレム元市長として知られるコレック氏が死去。95歳だった。
同氏の遺体は明日、ヘルツェルの丘に埋葬される予定。(H,Y,P)
*エジプト政府のスレイマン氏がサウジアラビアでハマスのマシャール、
ハニエ両氏と会談。ハマスが兵士解放に同意か。イスラエルが政治犯
約500人を先に釈放し、後日に追加釈放を行うとの条件。(H)
*北部住民の3割に何らかの形でトラウマが残っていることが、研究者
の調査で判明。ユダヤ人は26%、アラブ系市民は41%だった。し
かし、実際に被害に遭った率はユダヤ人の方が高い。(H,Y)
*ハルツ参謀長が辞任を拒否。しかし、もし政府によって任命された調
査委員会が参謀長の辞任を求めるなら辞任すると語った。(Y,P)
*リクードのネタニヤフ党首が超正統派を前に児童手当削減は成功だっ
たと演説。勤労意欲が高まり、ユダヤ人の出生率は低下しなかったが、
アラブ人の出生率は大きく下がったと指摘した。(H,Y)
*イランのアフマディネジャド大統領が、国連の決議にもかかわらず、
核開発を推進すると宣言。3000基の遠心分離機を3月までに稼動
させ、全力でウラン濃縮を進めるという。(Y)
*インフルエンザ感染者の増大で、病院が満員に。ワクチンの接種率が
低かったのが原因と見られている。(P)
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2007年1月4日(木)
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*エジプトのムバラク大統領とオルマート首相が今日、シナイ半島の保
養地、シャルムエルシェイクで会談へ。エジプトはヨルダン、パレス
チナ自治政府を含む「ミニサミット」を提案する見込み。(H,P)
*2007年度国家予算が本日未明に成立。賛成63対反対31。福祉
重視だと首相は説明したが、社会福祉団体は不十分だと批判。(H,P)
*アルアクサ殉教団の指導者ズベイディと交際し、テロを幇助した罪で
服役していた女性が仮出所。多くの支援者の歓迎を受け「全く後悔し
ていない。再び反占領闘争を支援する」と語った。(H,Y,P)
*国税局汚職疑惑を警察が引き続き捜査中。税の軽減特典を得た実業家
や、国税局の他の職員が逮捕される可能性もある。(H)
*国立銀行のフィッシャー総裁が、イスラエルの銀行は大口顧客を優遇
していると苦言。国際基準と比較して、諸手数料や利子が、小口預金
者に不利で、大口預金者には有利に設定されているという。(H)
*ガザではファタハとハマスの闘争が激化。ファタハの4人が死亡し、
民間人1人が巻き添えで死亡した。ファタハ幹部は「我々は自分で身
を守る」と語り、報復を宣言した。(H,Y,P)
*数日間平穏が続いた後、火曜と水曜に再びカッサムロケット砲撃。カ
ルニ検問所の周辺が標的となっている。(Y)
*最新の世論調査で、77%のイスラエル人がオルマート首相の政治に
不満を抱いていることが判明。首相の政治は「非常に良い」とする評
価はわずか1%しか無かった。(Y,P)
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2007年1月5日(金)
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*国防軍がラマラでアルアクサ殉教団の幹部ハメドを逮捕しようとした
ところ、付近の市民が投石や火炎瓶で国防軍を攻撃。戦闘で民間人4
人が死亡し、19人が負傷した。ハメドは逃走。(H,P,Y)
*シャルムエルシェイクでムバラク大統領とオルマート首相が会談。大
統領は国防軍のラマラでの作戦を非難した。また大統領は、兵士解放
交渉が進まないことで、パレスチナ側の優柔不断を批判。(H,P,Y)
*エジプト大統領との会談の直前に、ラマラでのテロリスト拘束作戦が
行われ、しかも失敗したことで、政府高官が国防軍を非難。(Y)
*ガザではファタハとハマスの抗争が激化。昨日の死者は6人、負傷者
は19人に達した。アッバス議長とハニエ首相が緊急会談し、停戦合
意を行ったが、実効性は疑問視されている。(H,P,Y)
*オルマート首相がペレツ国防相の更迭を決めたとの報道を、首相側近
が否定。ペレツ国防相は軍事の素人なので、社会福祉関係の担当相に
なるべきだとの声は、労働党内部でも高まっている。(H,P)
*ライス国務長官が近日中に中東諸国を訪問すると、米国が発表。レバ
ノン内政の安定化、パレスチナ紛争の解決、混迷するイラク情勢の安
定化などが主要な訪問目的となる。(H)
*一部の入植地を合法化させることと引き換えに、違法入植拠点の自主
撤去を入植者に求める方向で、政府が具体策を検討中。(P)
*カディマ支持者の中で、オルマート現党首よりもリブニ外相の支持率
が高いことが判明。党首にはオルマート氏が良いとする意見は9%、
リブニ氏が良いとする意見は49%だった。(Y)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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