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http://blogs.yahoo.co.jp/yfqsx494/26141380.html から転載。
私の発言で少しは変化を起こすことができたというのは、私にとってすでに勝利なのです。
米陸軍のエーレン・ワタダ中尉は、現役将校として初めてイラク戦争を違法と断じてイラク派遣を拒否。2月5日予定の軍法会議では、任務不履行などで禁固刑を受ける可能性がある。
同氏へのインタビュー記事 「しんぶん赤旗」4日付、真実のため今『抵抗』の時の記事から以下の通り抜粋。
引用開始
いま私は、旧ドイツ軍内のヒトラーへの抵抗運動の本を読んでいます。その動きは非常に小さくて圧殺されたけれども、困難な中で人間は真実のために立ち上がることができるのだと勇気を与えられています。
軍は巨大なシステムです。それに挑む私は、ゴリアテ(旧約聖書に出てくる巨人兵士)を前にしたダビデのようなものです。人生の中で、必ずや「抵抗」しなければならない時があるでしょう。自分にとって今がその時だと思っています。
歴史を見れば、常に人は勇気をもって立ち上がってきました。現在の米国では、国連憲章や国際法、そして自国の憲法さえ無視した大統領がうそで固めた戦争をしており、議会も他のチェック機関も、自分の仕事をしていない。
だとすれば、立ち上がるのは私たちしかいないでしょう。私たちの沈黙と無視は、権力の欺まんをはびこらせることになります。
私がどんなに取るに足らない存在であろうが、勝つ見込みはなかろうが、だからといって声を上げない言い訳にはなりません。真実は、見ようと思えばそこにあります。権力の作り出した都合のいい「脅威」に惑わされずに、理性を働かせてものごとを見ることが求められています。
自由と民主主義の国であれば、人々は疑問を持たずに従うだけではすまない、疑問を持ち自分の意見を持つことが期待されているのです。
私の発言で少しは変化を起こすことができたというのは、私にとってすでに勝利なのです。
引用終了