★阿修羅♪ > 戦争87 > 599.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/01/04/d20070104000022.html
死刑映像流出 警備担当を拘束
先月30日に行われたフセイン元大統領の死刑執行では、公式に記録された映像とは別に、携帯電話のカメラで撮影された映像が衛星テレビ局の「アルジャジーラ」やインターネットを通じて流れ、立会人の間から「地獄に落ちろ」などと元大統領をののしることばが飛び交っていたことが明らかになりました。この映像の流出がスンニ派の住民の反発を招き、死刑を執行した政府に対する抗議の動きに拍車をかける事態となったため、マリキ政権は、誰が映像を撮影して流出させたのか調査に乗り出していました。イラクの首相府は3日、NHKの取材に対して、調査の結果、現場にいた警備担当者の1人が撮影にかかわっていた疑いが強まり、当局が身柄を拘束して取り調べを進めていることを明らかにしました。イラク政府としては、映像が流出した経緯の解明を急ぎ必要な処罰を行うことで、スンニ派の反政府感情がこれ以上高まらないよう歯止めをかけたいねらいとみられます。
1月4日 6時42分
との事であるが、
私は、処刑映像については疑いを抱いてきている。
映像が実際の場面を映したものであると考える事は普通の事であろう。
しかし、特に携帯で隠し撮りをしたとされる映像を巡っては疑うべき事が多いと考えるのだ。
1.処刑の場に携帯を持ち込むことが許されなかったのは当然のことであろう。
にも拘らず長い映像が撮られていることは、隠し撮りではなく、実は、居合わせた者達が認めたうえでのものではなかったのか。
2.ビデオ撮影機ではなく、敢えて携帯電話を使う事によって「隠し撮り」を装ったのではないのか。実際は隠し撮りではなかったのではないのか。
3.この場面そのものが、本当の処刑の場面ではなく「演劇」であり、それを撮影したものであった可能性すらある。
4.画像のフセイン大統領は本人ではなく、誰かが演じたものかもしれない。救国の草莽の志士殿もこのことを疑っておられる。
5.入っている音声の「ムクタダ…」等は、後から入れたものである可能性もある。
6.以上のように処刑画像には幾つもの不自然性を指摘できる。つまり、何らかの目的のために造られた可能性が高いという事が考えられるのだ。
7.この画像そのものについての疑問ではないが、関係するものとしてどうしても納得出来ず不自然に思える出来事がある。
それは、フセイン大統領処刑に対するスンニー派のデモ隊や悼む儀式に対してシーア派等からテロ攻撃が行われない事なのである。
シーア派の復讐心の発現としてはこれがあってもおかしくはないのではないのか。
シーア派が遠慮していると解釈するだけで十分なのであろうか?
今のところはスンニー派に対する攻撃が禁止されているのではないのか?
それは、スンニー派の怒りのエネルギーを膨張させる為ではないのか?
今現在、スンニー派とシーア派の対立が先鋭化することは望ましく思われていないのではないのか? 収拾がつかなくなってしまうからだ。
対立が必要とされる時に爆発させるために今はスンニー派への攻撃を控えさせているのではないのか?
様々なくさい臭いが漂ってくる処刑画像である。
2 81 +−