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http://news.www.infoseek.co.jp/world/story/20070103afpAFP010357/
軍事行動に踏み切れば「歴史的な平手打ち」を食らわす=イラン、西側諸国に警告〔AFP=時事〕
【テヘラン2日】イランのアハマディネジャド大統領≪写真≫は2日、同国西部フゼスタン州の州都アフワズで演説し、もし西側諸国が軍事行動に踏み切れば、イランはこれら諸国に歴史的な平手打ちを食らわすだろうと表明した。同大統領はさらに、イランの核開発をめぐって国連安保理が制裁決議を採択したものの、イランとしては核開発を推進すると断言、核問題での強硬姿勢を貫いた。
アハマディネジャド大統領の演説は国営テレビで生中継された。大統領はこの中で、「イラクの侵略に対する防衛戦争の際、サダム・フセイン(当時イラク大統領)を支援した列強が再びイランに敵対すれば、イラン国民はこれら諸国に歴史的な平手打ちを食らわすだろう」と強調した。フゼスタン州は1980年にサダム・フセイン政権下のイラクが侵攻し、8年にわたるイラン・イラク戦争の端緒になったところ。
また大統領は安保理の制裁決議については「不法である。とにかくイランには影響ない。正当性を欠いており、完全に政治的なもので、非合法である」と指摘し、全く無視する姿勢を示した。
[2007年1月3日10時27分]
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