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ところで、フセイン元イラク大統領の処刑を急いだのは、米国のイラン攻撃が緊急の課題になってきたからであろう。その時期は来年の3月頃と予想する。砂嵐の季節を考えれば、また2002年のイラク攻撃の時期と符合させれば、また、ブッシュ大統領の任期なや、先の中間選挙での大敗北などを考えれば、座して政権のレイムダック症状のまま推移していくよりも、新たな戦闘を切り開くしかないのであろう。
イランは、イラクのように簡単に屈服することはないであろう。ホルムズ海峡に機雷を敷設して封鎖するか、射程2000キロにも及ぶミサイルも保有している可能性が高い故に、イスラエルにも届き、簡単にタンカーを沈没させれば、ホルムズ海峡の封鎖などは朝飯前であろう。
これで一番困るのは原油供給の90%以上も中近東に依存し、それもホルムズ海峡を通過してくるとなれば事態は極めて深刻であろう。それでも危機管理や危機意識など全く皆無な能天気な日本にとっては、かなりの打撃となるであろうが、これも当方の提言が実現できる絶好の機会となるであろう。
http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98/daikaizo.html
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