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写真は地上基地での米軍の無人偵察機RQ-1「プレデター」の操縦の模様を写したもの。「画像解析のアナリストとして空軍に入隊した私が、こんなすごい仕事を任されるとは思ってもいませんでした。今はプレデターのシニア・オペレーターです」と語るのは米空軍のカイル・ブリッジズ空士長(伍長に相当)だ。
プレデターの場合、地上でパイロット1名、シニア・オペレーター2名の合計3名の体制で運用されており、操縦などに関しては専用の衛星通信網を介して全てネバダ州にあるネリス空軍基地にあるコントロールセンターで行われている。
しかし、ネバダ州からイラクの無人偵察機を制御しようとするとどうしても電波が到達するまでに遅延が生じるため、このように現地で操縦の補佐を担当するオペレーターが必要となってくることとなる。
操縦は一見、簡単そうに見えるが、このプレデターは、あらゆる航空機のなかでも最も着陸が難しい機体だという。
現在、米空軍では合計57機のプレデターを運用している。プレデターのコストは地上管制システムを含めて1機あたり4000万ドル(約46億8000万円)となる。全体のコストは実に2280万ドル(約2667億円)という計算になる。
それでも戦闘でパイロットを失うよりは安上がりのようだ。
(Photo Credit: U.S. Air Force photo)