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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061229it15.htm から転載。
フセイン元大統領、犠牲祭前の30日に死刑執行か
【ワシントン=貞広貴志】イラクのルバイエ国家安全保障担当顧問は28日夕(日本時間29日朝)、米CBSテレビに対し、死刑判決が確定したイラクの元大統領サダム・フセインの処刑が「一両日中にも行われる」と語った。
米軍幹部も同テレビに、フセインの身柄は36時間以内に米軍からイラク当局に引き渡され、31日からのイスラム教の祝日「イード・アル・アドハー」(犠牲祭)前に死刑執行の運びになったとしている。
ルバイエ氏はまた、「元大統領が新年を祝うことはないかもしれない」とも語った。
ブッシュ大統領の休暇先テキサス州クローフォードに滞在している米政府高官も、ロイター通信に対し、「イラク時間の金曜(29日)はないが、その一両日先になるかも知れない」と語り、年内にも処刑が行われる可能性があるとの見方を示した。
ただ、バグダッドからの報道によると、イラクのボショ・イブラヒム司法次官は、「法で執行期日は(判決確定から)30日が経過した後でと定められている」と述べ、判決確定に当たって、「30日以内に執行される」と説明した上訴審のシャヒーン裁判長と矛盾する解釈を提示した。
イラク政府も執行日については公式に確認はしておらず、刑執行の時期や手続きを巡る情報は依然として錯綜している。
フセインは11月5日にイラク高等法廷で死刑判決を受け、今月26日、上訴審でこの一審判決を支持、判決が確定していた。シャヒーン裁判長は「明日以降であれば死刑はいつでも執行は可能」などと述べていた。
(2006年12月29日21時23分 読売新聞)