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□ハマスとイスラエルが接触? DFLP議長が暴露 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2925868/detail
ハマスとイスラエルが接触? DFLP議長が暴露
【アルジャジーラ特約28日】パレスチナ解放民主戦線(DFLP)のナワフ・ハワトメ議長は27日に放映されたアルジャジーラのテレビ・インタビューで、パレスチナのハマス政権当局者がロンドンでイスラエル政府当局者と会合したと語った。同議長は「ジュネーブ・ハマス文書」なるものを用意したとも述べた。
同議長はさらに、この文書はハニヤ首相がアッバス自治政府議長に対して渡したものであると述べた。
DFLPはダマスカスに本部を置くパレスチナ人組織の一つで、イスラエルの占領政策に対して硬派の立場を唱えている。
しかし、ハマスのオサマ・ハムダン駐ベイルート代表はこの発言に反論し、28日に放映されたアルジャジーラのインタビューの中で、そのようなロンドン会談はなかったと否定した。
アッバス議長は先に、オルメルト・イスラエル首相がパレスチナ、イスラエル双方の代表の間に非公式なコミュニケーション・ルートを設ける考えを歓迎したと語っていた。
これとは別の動きとして、イスラエル政府当局者は28日、エジプトがアッバス議長を支援するため、大量の武器をガザ地区に送り込んだと述べた。
この武器は、パレスチナの立法府、行政府を支配しているハマスと武力による権力闘争を続けているアッバス議長派のファタハに近いパレスチナ治安機関を強化することを意味している。
同当局者によると、2000丁の自動小銃と弾薬の搬入がイスラエルによって承認され、イスラエル領内を警察の警護で通過したという。同当局者は、この武器搬入がイスラエル、エジプト、パレスチナ3者いずれからも公式に確認されていないことを理由に、匿名で話した。
同当局者によると、4代の輸送車両がカルニ国境検問所からガザ地区に入ったという。
イスラエルの日刊紙、ハーレツによると、この武器搬入の詳細計画は、アッバス議長とオルメルト首相が23日夜、エルサレムで最初の公式会談を行った際、取り決められた。
しかし、アッバス議長のスポークスマン、ナビル・アブー・ルダイナー氏は、武器の搬送などないと否定し、「議長付きの治安機関が武器を受け取ったという話は何の根拠もなく、全く真実ではない」と述べた。
オルメルト首相のミリ・エイシン報道官もコメントを避け、国防相も同じく避けた。
23日の両者会談では、オルメルト首相は、ハマス政権を素通りして、アッバス議長にイスラエルが保管中の税収、総額1億ドルを渡すと約束した。
イスラエル政府当局者は、エジプトとヨルダンからアッバス議長派の警備要員に対して銃・弾薬を送る計画には、米国政府がこれまで何度も協力していると述べた。
ブッシュ米政権は、アッバス派の部隊を強化し、同派が戦略的な境界通過点に対する支配を拡大するため、総額1億ドルの予算を認めるよう、議会の助力を求めている。 (翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年12月29日16時13分