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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061228id23.htm
【ヨハネスブルク=角谷志保美】1991年から内戦が続く東アフリカのソマリアで、今年6月に首都モガディシオを支配下に置いたイスラム原理主義組織「イスラム法廷会議」は28日、本拠地のモガディシオから南部キスマユに向け撤退した。
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隣国エチオピアと暫定政府の連合軍の進軍を受けて首都を放棄したもので、暫定政府軍は同日午後に首都入りし、事実上、首都を掌握した。
AP通信によると、暫定政府のユスフ大統領は、拠点の内陸都市バイドアで、「すべての問題は対話を通じて平和的に解決する」との声明を発表。ゲディ暫定首相がヘリコプターで首都郊外に到着し、地元指導者らと統治体制確立に向けた話し合いを始めた。
これにより、国際社会が認知する政府が15年ぶりに首都に樹立される可能性が高まったが、法廷会議はゲリラ戦を展開する方針で、治安回復は予断を許さない。首都では旧来の武装勢力による略奪が始まった、との報道もある。
暫定政府は2004年、国際社会の支援で発足したが、武装勢力が分割支配する首都に入れなかった。今年6月に法廷会議が武装勢力を駆逐した後、原理主義勢力の伸長を懸念するエチオピアが暫定政府を支援して介入。24日以降、法廷会議の拠点を空爆、攻勢を強めていた。
(2006年12月29日1時30分 読売新聞)