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□バスラの事態、米・英とイランの亀裂示す [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061226/1167143001
2006年12月26日(火)
バスラの事態、米・英とイランの亀裂示す 2006/12/26
イラク・レジスタンス・レポート12月25日付は、イギリス軍がバスラの重大犯罪取締り部隊を崩壊させたのは、その施設がイランの諜報機関の支配下にあったためであり、アメリカとイギリスの同盟がイランとの亀裂を深めたことを示すものだと伝えた。
25日午前10時51分のイスラム・メモによると、イギリス軍は戦車、装甲車、ヘリコプター、戦闘機の大部隊を繰り出し、イラク南部のバスラにある傀儡(かいらい)イラク政府の重大犯罪取締り部隊が入る建物を襲撃した。
イスラム・メモの通信員が伝えた目撃者の話によると、イギリス軍は警察署にいた傀儡政権の部隊と武力衝突し、警察7人を殺して収容されていた178人を逃がした。収容者の大部分はスンニ派で、警察ビル内にある監獄に拘束されていた。
イギリス軍の広報担当は、警察施設がシーア派至上主義の民兵によって拷問・殺人のために使われているという情報にもとづいく襲撃作戦だと説明した。この襲撃によって、イギリス軍は大量の弾薬と迫撃弾も押収した。イギリス軍は引き上げるさいに爆発物を設置してビルを破壊した。
イスラム・メモの通信員によると、バスラの重大犯罪取締り部隊は米・英軍のイラク侵攻後、2、3ヶ月のうちにイランの諜報機関によって設置されたという。イラン軍によって訓練と装備を施された約3万人のバドル旅団とイラン政府への同調者は、米・英軍とともにイラクに侵攻し、アメリカとイギリスの占領にも加わった。
バスラの重大犯罪取締り部隊は米・英・イランの占領軍によって設置され、その建物はすぐにシーア派民兵の司令部となり、民兵たちはアメリカが後押しするイラク政府の治安部隊の中核をなすものとなった。
それ以後、この施設に拘束された者の大部分はスンニ派イラク人であり、イラク南部での宗派による「浄化」作戦の一環でもあった。
この施設に捕らえられて解放された元収容者の話によると、イランの諜報機関幹部がときどき収容所に姿を見せ、施設を巡回したり、拷問を監督したりしていた。
イラクではここ数ヶ月、米・英占領当局とイランとの関係が悪化しており、それは親イラン的なシーア派民兵の活動を米・英当局が抑制しようとし始めた結果である。その前は、長期にわたって米・英当局は地方を確保するのに民兵に頼ってきた。
作成者 uruknews : 2006年12月26日(火) 23:23 [ コメント : 0]
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投稿者 white 日時 2006 年 12 月 26 日 00:32:52: QYBiAyr6jr5Ac
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投稿者 木村愛二 日時 2006 年 12 月 26 日 16:03:26: CjMHiEP28ibKM
<イラク駐留米軍>イラン軍高官を拘束? 米紙報道(=ニューヨーク・タイムズ)【毎日新聞】
http://www.asyura2.com/07/war87/msg/268.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 12 月 25 日 22:59:15: KbIx4LOvH6Ccw