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□マフディ軍民兵からの脱走者が増える [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061224/1166939447
2006年12月24日(日)
マフディ軍民兵からの脱走者が増える 2006/12/24
12月22日付けのイスラム・メモによると、イラク・レジスタンスからの圧力が大きくなるなかで、マフディ軍民兵からの脱走者が増えている。サドル・シティーで活動しているシーア派至上主義政党の1つファディラ党関係者が、マフディ軍民兵のメンバーはレジスタンス戦士から激しい攻撃を受けたあと何十人もが脱退し、イラン、レバノン、シリアなど国外に逃亡していると語った。
サドル・シティーにいるイスラム・メモの通信員によると、イラク・レジスタンス組織の一つがマフディ軍メンバーの氏名と住所を記した名簿を入手したという。ファディラ党関係者が匿名で語った情報では、ここ2週間ほど、そのレジスタンス組織は広範囲にわたってマフディ軍を壊滅させる作戦に着手したという。
この作戦は特にバグダッド、ディヤラ州、サマッラ地区(サラハッディン州)その他で激しく展開された。今年2月の聖廟爆破事件以後に殺されたマフディ軍メンバーは、全国で2万5000人を超える。
上述の情報源によると、レジスタンスの攻撃がマフディ軍の民兵多数を麻痺させ、負傷して動けなくなった民兵はいつまでもサドルに給料の支払いと補償金を求めてサドルの負担が大きくなっていたという。
市民を襲ったり宗派的な浄化作戦をおこなったさいの略奪品や資金の管理をめぐって、マフディ軍内の抗争も増えていた。バグダッドとナジャフだけでも、そのような争いで20人以上が死亡した。
情報源によると、特にハキムが訪米してブッシュ大統領と会談し、ハキムがアメリカに「民兵解体」の支援を求めたあと、サドル運動とその武装部門であるマフディ軍はライバル関係にあるもう一つのシーア派民兵であるバドル旅団がマフディ軍討伐に乗り出すのではないかと怯(おび)えているという。ハキムが「民兵解体」を口にするとき、「民兵」とは明らかにマフディ軍を指しており、ハキムの率いるバドル旅団のことではない。
バドル旅団はイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)の武装部門で3万人近い民兵を抱えており、2003年の米軍侵攻に加わる前の数十年間はイランで訓練された。アメリカがイラクを占領してからは傀儡政権の治安部隊と傀儡軍の骨幹をなしている。
作成者 uruknews : 2006年12月24日(日) 15:25 [ コメント : 0]