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□アフガンでタリバン幹部を殺害 駐留米軍が発表 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2900954/detail
アフガンでタリバン幹部を殺害 駐留米軍が発表
【アルジャジーラ特約23日】アフガニスタン駐留米軍は23日、パキスタン国境に近いアフガン南部で今月19日、アフガン旧政権タリバンの幹部の1人、ムッラー・アクタル・モハンマド・オスマニ司令官を殺害したと発表した。
それによると、米軍部隊は同19日、オスマニ司令官が車で同南部ヘルマンド州を移動しているのを発見して空から攻撃を仕掛け、同司令官を殺害したという。
オスマニ司令官はアフガン南部の司令官で、最近激しさを増しているテロ攻撃の指導者とみられているほか、アルカイダのウサマ・ビンラディンに近い人物とされる。
これに対しタリバンの報道官はアルジャジーラに対し、オスマニ司令官は生存しており元気だと言明するとともに、米軍が殺害したのは地方の軍司令官だったと明らかにした。
さらに、もう1人のタリバン司令官、ムッラー・ハヤト・カーン氏はロイター通信に対し「オスマニ司令官殺害説を否定する。オスマニ司令官は米軍が車両後空爆したとする地域にはいなかった。米軍および北大西洋条約機構(NATO)はしばしば、誤った情報を流す。今回も反タリバンの謀略だ」と強調した。
一方、駐留米軍のコリンズ報道官はオスマニ司令官はタリバンの指導部を構成する重要人物で、ビンラディンとタリバン指導者オマル師に近い人物でもあると述べた。
その上で、コリンズ報道官は「オスマニ司令官はアフガン国民、NATO軍部隊、そしてアフガン政府を標的にしたテロ攻撃の責任者で、南部地区の司令官だった。今回の殺害で姿を消した」と指摘した。
さらに同報道官によると、オスマニ司令官は軍事部門だけでなく、タリバンの財政部門も担当し、拉致事件やテロ事件を指揮したいたという。
同報道官によると、米軍はオスマニ司令官の車両を空から追跡し、市民らへの影響が出ないと判断した場所、時間帯に空爆を実行したという。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年12月24日00時12分