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フジモリ政権の責任認定 学生虐殺で米州人権裁
http://www.usfl.com/Daily/News/06/12/1222_006.asp?id=51946
ペルーのフジモリ政権下で起きた軍部隊による大学生の虐殺事件について、米州人権裁判所は21日までに、当時の政府に責任があると認定、被害者や遺族に計約180万ドルの賠償金を支払うよう命じる判決を言い渡した。ロイター通信などが伝えた。同裁判所は米州機構(OAS)の司法機関。
同事件をめぐっては、フジモリ元大統領が殺人罪などで起訴され、チリ最高裁がフジモリ氏の引き渡しの可否を審理中。
判決は、虐殺が「大統領の知らないところで行われたとは考えにくい」として、フジモリ氏が指示した疑いがあると指摘。遺族を支援する人権保護団体は「引き渡しが実現する可能性が強まった」と歓迎している。(共同)